みなさん、こんにちは!
オーストラリア留学 JAPAMATEのユウトです!
先日、下記の2記事でメリットとデメリットを書かせていただきましたが、今回はそれに関して詳しくもっと掘り下げた記事を書かせていただきますね!
オーストラリアにワーホリや学生ビザで留学し、英語を学ぶとした際に考えられるメリット、デメリットはいくつかございますが、今回の記事では現地に留学している日本人の数に関してお話させていただこうかと思います。
1.オーストラリアは日本人が多い?
オーストラリアには2016年には年間約12,000人もの日本人が留学しに来ています。
12,000人とは自分の出身地、名古屋にある日本ガイシホールの収容人数より2000人ほど多いくらい…(多いのか少ないのかわからん!なんて方もいるでしょうが…お許しを。笑)
さてさて、そんな年間 約12,000人も日本人が留学目的で入国しているオーストラリア…
この数字を見る限り確かに多そうですよね。
ワーホリ(ワーキングホリデー)制度もあって、イギリスやカナダなど他のワーホリ制度がある国と違い人数制限などもないため、ある程度いつでも好きなタイミングでオーストラリアへ留学できてしまいます。
そんな背景もあるためか、日本人の人気の留学先となっています。
1.1.語学学校にも日本人が?
もちろん、日本人に人気の留学先となっているため、シドニーやメルボルンなどの大都市には日本人が多く滞在しています。そして語学学校で英語を勉強している方も中にはいらっしゃいます。
ただ、だからと言ってどこの語学学校も日本人だらけかと言うとそんなことはありません。全校生徒400人のうち、10~15%が日本人の学校など日本人比率がそれほど高くない学校さんもございます。
入るクラスのレベルによって日本人の比率が高くなったり、低くなったりはしますが、イメージしていただきたいのは1クラス15~18人中、多くとも3人くらいが日本人になると思っていただければ良いです。
また、学校内では基本English Only(母国語禁止)とされているので、日本人同士でも英語を話さなければいけません。
(筆者も語学学校に通っている時に何度これで怒られたことか…泣)
1.2.日本食レストランだらけなの?
シドニーは日本食レストランが多くあります。ただ、都市によって差があるので、これに関しては日本食だらけとは言えません。
まぁ韓国人や中国人経営の日本食レストランもちょくちょくありますが…笑
すき焼きを頼んだらプルコギが出てきたりね…笑
さて、話を戻しますが日本食レストランがあるからダメ!なんてことは一切ありません。むしろ働き口が増えて、生活が楽になったりします。
『日本食レストランで働くのはワーホリが無駄!』なんて言っているワーホリ経験者のブログ記事などをたまに目にしますが、留学エージェントの自分としては『全く無駄ではない』と思います。
キッチンで働いていると日本語ばかりになってしまうので言いたいこともわかりますが、ホールでウェイトレスやウェイターとして働くのであれば腐るほど英語で話す機会はあるかと思います。
日本と違いオーストラリアのお客さんたちはお気に入りのウェイター、ウェイトレスに付くことがあります。え?どういうこと?って不思議に思うかもしれませんが、話好きで開放的な方が多いこの国。
『料理どうだった?』
『私もこの料理好きなんだよね~!』
なんて話しかけてあげると喜んでリアクションしてくれます。
そういってどんどん会話する機会なんて作れてしまうので、『日本食レストランで働く=英語が伸びない』と言っている方たちはただ自分たちがオープンになれずに料理を運んでいただけでしょ…と、自分は思ってしまいます。
1.3.日本人と必ずシェアハウスしなきゃダメなの?
必ず日本人と一緒にシェアハウスをしなければいけないなんてことはありません!
ただ、下記の記事で紹介した日本語の掲示板サイトからシェアハウスやバイトを探すともちろん日本人と生活することになります。
Gumtree(https://www.gumtree.com.au/)やFlatmates.com(https://flatmates.com.au/)でシェアハウスを見つけた場合は日本人ではなく、色々な国の方たちと一緒に住むことができるので、完全英語環境を作ってしまいたい方はこの掲示板サイトで探してしまいましょう!
1.4.完全な英語環境は作れる?
取り組み方によって完全な英語環境はいくらでも作れます!
ただ、やはり何か問題が起こった時にすぐに相談できる友達などはいた方が良いので、日本人との接触を完全に断ってしまうよりも、ある程度ご自身の中で決まり事を決めて接するのが良いと思います。例えば学校終わりには少し日本人の友達との時間を作ってしまうだとか工夫することをオススメ致します。
自分は英語が嫌いになった時期があって、その時は日本人の友達と遊び散らかしました。笑
そして日本の各地から来る人たちと出会い、色々な縁が今でも続いています。仕事の関係でも未だに連絡を仲良くさせていただいている方もいます。
なので、完全に日本人を拒絶するよりもある程度、仲良くしてしまっても良いのかなと自分は思います。
ただ、完全な英語環境が良い!!なんて場合でも行動次第でいくらでも英語環境は作れてしまいます。
1.5.日本人環境を作り出さないコツ
上記でも少しご説明させていただいておりますが日本人環境を作り出さないコツとして、
- 学校内外で日本人と接する時間を減らす
- シェアハウスをGumtree(https://www.gumtree.com.au/)やFlatmates.com(https://flatmates.com.au/)で見つけて、日本人 0人のシェアハウスに住む
- バイトを日本食レストランではなく、Gumtreeや色々なレストランやカフェに履歴書配りをして見つける
上記のことをすれば日本人環境を少なくすることができます。
1.6.留学エージェントからのアドバイス
完全なる英語環境を作り出すことは英語の伸びを良くすることは間違いないですが、ストレスをためてしまって、オーストラリアが嫌いになることだけはしないようにしてください。
せっかくの海外生活がただただツラかった!なんてことは悲しいです!
英語はあくまでコミュニケーションの方法のひとつです。なので、楽しみながら学べる環境を作ることが一番良いと自分は考えています。
ワーホリや学生ビザは確かに滞在期間がいつからいつまで!と決められていますが、自分たちはみなさんに楽しみながら英語を伸ばし、目的を達成していただきたいと思っておりますので、なるべくストレスをためない程度に勉強していただければと願っています。
学校選びも重要になる留学、ご自身の目的にあった学校というものもございますので、ぜひ一度オーストラリア留学をお考えの際はご相談くださいね。
1.7.日本人の多さについてまとめ
さて、いかがでしたでしょうか?
ワーホリや学生ビザでオーストラリアに留学をする際、日本と違ったストレスが多く降りかかると思います。
思ったように言葉を話せないストレス、多国籍ゆえの文化の違いなど色々なことで悩んだりすることもあるでしょう。
ただ、でも留学を終えることにはそれらが酒のつまみになるような留学になればそれはもうある意味では留学成功です。笑
あとはどのように留学の目的を決めていくかがすごく重要になってくるので、そのプランニングは留学エージェントさんと一緒に決めていってくださいね!
2.オーストラリア英語の特徴
オーストラリアにワーホリ(ワーキングホリデー)や学生ビザで留学し、英語を学ぶ!と知り合いに言ったら『え?オーストラリア英語って訛り強いんじゃないの?大丈夫?』と言われてしまったりすることがあると耳にします。
現に自分も日本に帰ると『オーストラリアの英語って訛り強いって言うけど、実際どうなの~?』と聞かれたり、自分たち留学エージェントへ『オーストラリアの英語学んで使えますか?』と質問がくることもあります。
なぜそこまでオーストラリアの英語が訛っていると言われてしまうかのバックグラウンドも少し自分なりの考察をしましたので、お話していこうと思います。
この記事でもオーストラリア育ちの日本人で現地の語学学校で英語教師をしているアイナさんが説明していますが、
- アクセント
- ボキャブラリー
- 話すスピード、単語の繋げ方
が特徴的だと言うこと。
例えば日本で学んでいる英語はアメリカ英語なので、/r/の音を巻くイメージが強いのですが、オーストラリアでは/r/の音をはっきり言わなかったりします。
また、ボキャブラリーもオーストラリア独特のものがあります。
例えばマクドナルドがMaccas(マッカス)やAfternoonがArvoとなったり、日本の女子高生が『超ベリーバッドをチョベリバ』と言うような省略された言葉が多く見られます。笑
これもオーストラリア人が女子高生同様、めんどくさがり屋だからでしょうか…笑
最近では『了解!』を『り』とだけ言うそうですが、おじさんもうついていけません…笑
あとは話すスピード、単語の繋げ方が特徴的です。
/t/の音を/d/に変えたり、文章を繋げて話しているので例えば
What are you going to do tomorrow?というフレーズを
Whaddya going to do tomorrow?みたいなサウンドで発音したりします。
2.1.住む地域によって違います!
英語も日本語同様に住む地域によって訛りの強さはかなり変わります!
例えば日本でも関西弁という言葉があるように関西で話される言葉と東京での話し言葉は違いますよね。
オーストラリアでも街から離れて田舎に行けば行くほど訛りが強くなります。
自分はもうオーストラリアに10年近くいますが、パースで話したタクシードライバーの言っていること所々聞き取れない…なんてことが2年ほど前に起こりました。笑
2.2.多国籍文化から来る英語の違い
オーストラリアは多国籍だと聞いたことはございませんか?
移民が多く、アジアやヨーロッパ、南米や中東といった様々な国のバックグラウンドが混在しています。
そのため、各々が各々でその言語特有の訛りを持っていることが多いです。
日本人なら日本語訛りの英語、韓国人なら韓国語訛りの英語といった風な場合が多くなりますが、生まれも育ちもオーストラリアの方は移民の方でも綺麗な英語を話します。
例えばオーストラリア英語に関して解説してくれたアイナさんなんかは完璧な英語を話しているので、英語を話しているとカッコイイ!笑
いや、普通の時はかっこよくないわけではないですよ… 可愛らしい方なのです。笑
2.3.オーストラリア留学をしたら訛る?
じゃあ、結局オーストラリア留学をしたら訛るというデメリットが出てくるのか?と言われたらそれはハッキリとNOです。
これは自分がオーストラリア留学のエージェントだからというわけではなく、1人の英語を話す人間として言えることです。
その理由を下記で説明させていただきますね!
2.4.世界で通じないなんてことある?
まずそもそもオーストラリア英語がアメリカやイギリス、カナダなどの世界各国で通じないことなんてありません。
オーストラリアの英語は世界のどこでも通じますし、英語であることに変わりはありません。
オーストラリアの都市部であればある程度訛りも少なく、比較的に勉強もしやすいでしょう。
2.5.大事なのは英語力への目標設定
オーストラリアで英語を勉強するには学生ビザ、もしくはワーホリになるかと思います。その期間はワーホリなら1年と決められています。
その決められた期間で英語を話せるようになるにはしっかりとした目標設定が必要になります。
例えば、
ビジネスで使っていきたい!
英語教師だけどもっと英語力を高めたい!
日本人訛りを無くしていきたい!
などなどの目標を事前にしっかりと設定しておかないと到着してからでは遅い場合があります。
2.6.アメリカやイギリスで勉強するのと違うのか?
アメリカで英語を勉強しても、イギリスで勉強しても、オーストラリアで勉強するのと変わりはないかと思います。
オーストラリア英語は元々イギリス英語になりますし、イギリスでもアメリカでも人種や地域によって英語の話し方が違います。
そのため、オーストラリアで勉強してもあなたの英語に訛りがひどくなることはありませんし、むしろ英語を勉強することに変わりはないので英語を伸ばすことができるかと思います。
さて、いかがでしたでしょうか?
オーストラリアは確かに訛りはあります。
ただ、アメリカにもイギリスにも訛りがあるので、オーストラリア英語だけが訛りがあって通じないなんて考えも捨てていただきたいです。
何よりもこのリラックスした環境で勉強できたり、こんだけ多国籍な環境に身を置けること自体が素晴らしいことなので、環境の素晴らしいオーストラリア留学も捨てたもんじゃないですよ!
なので、オーストラリアの都市部で勉強する英語はデメリットにすらなりませんし、デメリットにすらならないということは対策も必要ないのではでしょうか。
3.実際どれくらいの物価なの?
ワーホリや学生ビザで留学したり、観光ビザで観光しに来たりすると最初にビックリするのは物価の高さかもしれません。
いや、まぁ空港で何かを買おうと思ったら日本でも高いと感じるかもしれませんが、空港などの施設では『ペットボトルの水が4ドル』なんてものを目にすることもあります…笑
日本でもコンビニとスーパーだとスーパーの方が値段を抑えて物を買えてしまいますよね?
ここオーストラリアでもコンビニとスーパーでは値段が違います。
例えばコンビニでチョコレートを買うと5ドル、でもスーパーで買うと3ドルなんてこともよくあります。
タバコなんかに至ってもコンビニでは1箱26本入りで40ドル、スーパーだと30ドルだなんてことが多いので、何か買い物をする時は絶対にスーパーで買うことをオススメ致します!
さて、ここから少しみなさんが気になるであろう部分を少しご紹介させていただきますね。
3.1.家賃
ここオーストラリアも日本と同様、都市によって家賃の高低差があります。都市部である東京の家賃が高いように、シドニーの家賃も必然的に高くなります。
下記のの記事でも紹介されておりますが、
https://japamate.com/blog/2017/08/23/cost01/
ホームステイだと月々11~13万円(朝晩食事付き)、
シェアハウスで一人部屋だと月々8~12万円
シェアハウスで相部屋だと月々4~8万円ほどが相場になっています。
3.2.食べ物
フルーツや野菜が比較的に安く、日本と同等や少し安いくらいの値段で手に入ります。また、部位にもよりますがステーキ用の牛肉も1kgで12ドルくらい成分無調整牛乳が3リットルで3ドルなので、物価から考えると自炊を心がければ生活には困らないかと思います。
ただ、自炊を主にせず外食ばかりしているとどうしても高くなってしまいがち…。日本のように吉野家や松屋、すき家などの格安チェーンがなく、ランチでもメインの料理一品で10~20ドル…。ディナーだと更に高く15~25ドル程度かかります。
3.3.交通機関
次に交通機関に関してですが、オーストラリアのシドニーにはOPALカードと呼ばれるSuicaやICOCAなどと同じ交通系ICカードがございます。
オーストラリア内の各州にICカードがございますので、下記のリンクからどうぞ!
メルボルン:MYKI(https://www.ptv.vic.gov.au/)
ブリスベン、ゴールドコースト:GO CARD(https://translink.com.au/)
パース:SMART RIDER(http://www.transperth.wa.gov.au/SmartRider/Types-of-SmartRider)
アデレード:METRO CARD(https://www.adelaidemetro.com.au/Tickets/Metrocard)
今回はOPALカードで少し計算をさせていただきますね。まずOPALカードを使って移動すると下記のような料金形態になります。
【電車の場合】
0-10km | 10-20km | 20-35km | 35-65km | 65km以上 | |
ピーク時 平日7:00-9:00 16:00-18:30 |
$3.46 | $4.30 | $4.94 | $6.61 | $8.50 |
オフピーク時 | $2.42 | $3.01 | $3.45 | $4.62 | $5.95 |
【バスの場合】
0-3km | 3-8km | 8km以上 |
$2.15 | $3.58 | $4.61 |
【特典】
- 月曜スタート日曜締めで週に8回以上、公共交通機関を使用すると8回目以降は半額
- 日曜日は請求料金の上限が2.60ドルなので、遠出するのにピッタリ!
上記のような料金形態になるので、例えばワーホリなどで留学しにきて、最初ホームステイに滞在することになるかと思いますが、ホームステイが電車で20km以内のところにあると仮定し、週5日(合計10回)学校に通うために電車を使うとすると1週間で$32.90かかります。
月にすると約130ドルになるので、日本円で約12,000円くらいになるので、まぁ日本で定期を買っても大体このくらいの値段になるかと思いますので、それほど大差はないかと思います。
3.4.バイトをすると時給いくらもらえる?
上記の記事でもご説明させていただいておりますが、オーストラリア シドニーの最低賃金は時給18.29ドルとかなりの高額!…ただここから税金を引かれたりするので、実質の手取りは16ドル(日本円にして約1,500円)ほどになります。
ん?日本のコンビニとかって時給800円とかで募集されていたりしませんか? それを考慮するとかなりもらえる感覚になるかと思います。
3.5.実際のところはどうなの?日本とオーストラリアの物価の違い
さて、上記の全てのことを考えると
- コンビニなどで何か買うとかなり高い!!
- フルーツなどの野菜系は比較的に安め!
- ステーキ肉などは部位にもよるが大きいのを買えばある程度安く済む
- 家賃が日本に比べてかなり高い!!
- 交通費は日本と変わらない
- 時給が日本よりも断然高い!!
といった風に大事な『家賃』の部分がかなり痛手かと思いますが、バイトをし始めればそれも苦にならないほどの収入を得ることもできます。
確かに日本からの貯金だけで生活しようと思うと厳しいかもしれませんが、オーストラリアで稼いだお金で生活をしていこうとすれば特に問題もなく、生活がやっていけることだろうと思います。
さて、いかがでしたでしょうか?
物価が高いから大変だよ!と聞くオーストラリア…。日本からのお金だけで生活すると確かにしんどいものがあると思いますが、実際に生活を始めて、基盤さえ整ってしまえば日本と変わらず普通の生活を送ることもできてしまうので、物価の心配はする必要がないかなと思います。
お金が心配…という方には日本にいるエージェントさんたちからはなかなか紹介してもらうことのできない学校や留学プランなどをご紹介させていただきますので、お気軽にご相談くださいね!
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ウェブサイト:http://japamate.com/
メール:info@japamate.com