みなさん、どうもこんにちは!
オーストラリア留学 JAPAMATEのユウトです!
『オーストラリアで進学したい!』
という方のために今回はオーストラリアと日本の教育システムというか学位について説明させていただこうかと思います!
ワーホリ(ワーキングホリデー)でオーストラリアに来て進学を決意する方もいらっしゃれば
留学前から進学を決意してオーストラリアにいらっしゃる方もいますよね!
でも日本とオーストラリアで取得できる学位の違いを理解していないと
ん?なんだ?
どういうこと?
と悩んでしまうので、今回の記事ではその学位がどんな風に違うのかというものをご説明させていただきますね!
INDEX
1.オーストラリアの資格・学位について
日本で高校卒業後の学位というと
- 専門・短大卒(専門士・短期大学士)
- 大学卒(学士)
- 大学院卒(修士・博士)
上記のように合計5個に分けられるかと思います。
ですが、オーストラリアではAustralian Qualifications Framework(AQF)という政府が指定している学位の規定制度によりもっと細かく分けられており合計12個の学位となっております。
- Certificate 1
- Certificate 2
- Certificate 3
- Certificate 4
- Diploma
- Advanced Diploma
- Bachelor
- Honours
- Graduate Certificate
- Graduate Diploma
- Master
- Doctoral
上記のようにオーストラリアでは日本にない資格・学位があるため、どの学位が日本でどの立ち位置になるのかも変わってくるのです。
1.1.オーストラリアで取得できる各学位の日本での位置付け
オーストラリアで取得できる資格・学位、簡単な情報、そして日本での立ち位置を表にさせていただきますので
一度ご覧くださいませ!
学校種類 | 日本での 扱い |
資格・学位 | 取得にかかる 目安期間 |
必要な英語力 |
専門学校・TAFE | 専門学校 ・ 短大卒業 |
Certificate 1 | 3ヶ月~1年 | IELTS 5.5~ |
Certificate 2 | ||||
Certificate 3 | ||||
Certificate 4 | ||||
Diploma | 1~2年 | |||
Advanced Diploma | ||||
大学 | 大卒 | Bachelor(学士) | 3年 | IELTS 6.0~ |
Honours | 1年 | IELTS 6.5~ | ||
大学院 | 院卒 | Graduate Certificate | 6ヶ月~1年 | IELTS 6.5~ |
Graduate Diploma | 6ヶ月~2年 | |||
Master(修士) | 1~3年 | |||
Doctoral(博士) | 3年 |
※コース期間や必要な英語力などは学校やコースによって変動するので、あくまで参考程度にお考えくださいませ!
1.2.専門学校・大学の入学条件
留学生が就学できる学校やコースは政府によって定められており
就学できる学校やコースはCRICOSコードというものを保持しているので、このCRICOSコードを持っていない学校やコースを通じて学生ビザを取得することはできないため、CRICOSコードがあるかどうか確認しましょう!
また、入学するには英語力や最終学歴等の入学条件があり
それもコースによって変わってきたりします。
例えば入学に必要な英語力でいうと
看護・ナースの大学に進学するには英語力が最低 IELTS 7.0が必要なのに対し
ビジネス系の大学コースであれば最低 IELTS 6.0が必要となっています。
専門学校の多くは基本的にはIELTS 5.5が必要となります。
入学に必要な最終学歴は
専門学校では高校2年~高校卒業
大学、大学院は高校卒業に加えて最終学歴の成績証明書を提出し、認められなければ入学することはできないのです。
日本と違い、オーストラリアで進学する留学生はセンター試験や入学試験を受けて入学できるようになるわけではなく
母国での最終学歴と成績証明書を提出し、成績が悪いと入学が認められなくなるといったことになります。
1.3.入学時期
入学時期は基本的には下記のようになっております。
- 専門学校:1,4,7,10月
※学校やコースによっては毎月入学できます - TAFE(専門学校):2,7月
- 大学・大学院:2,7月
ですので、オーストラリアで進学をお考えになる場合には
語学学校に行く場合も行かない場合も渡豪時期を考える必要があります。
1.4.【費用】学位取得にかかる学費は?
オーストラリアの大学は
現地のオーストラリア人と比べると留学生は4倍ほど学費が高く設定されているため、めっちゃくちゃ高いんです。苦笑
そして学校はもちろんのこと、コース・学科によって学費がかなり違うので参考程度に留めてください。
下記内容は安めな科目である『ビジネスコース』の料金となっております。
専門学校:5,000ドル~/年間
大学:25,000ドル~/年間
大学院:29,000ドル~/年間
1.5.大学・専門の授業スタイル
専門学校は基本的には週2~3日通学をすることになり
大学・大学院は履修科目によってスケジュールが決まりますが、週2~3日の通学になることがほとんどです。
そして科目によっては実習も含まれているため
実習中は週5日 実習先に通ったりすることにもなります。
また、専門学校は4学期制が多く
大学・大学院のほとんどは2学期制で、毎学期 4科目を取ることが必須となります。
何がキツいって
中期と学期末に同タイミングで履修科目から一気にレポートやテストを求められることになり
1つのレポートで5,000~10,000単語以上、分厚い教科書全体からテスト…それを4科目全部!というようなことになるため、正直なところ日本の大学のような感覚で遊んでいられる暇は正直ありません。
5,000~10,000文字と日本語で聞くと簡単そうに聞こえるかもしれませんが
英語で、かつ1単語ですからね…
I やYou、HeやSheなどレポート向きでない言葉や文法なども採点対象になるので、英語力ギリギリで入学すると最初はかなり痛い目を見る羽目になるかもしれません。
なお、大学・大学院の場合 希望者はオーストラリアの夏…つまり12~2月の長期休みの間に開講している科目を履修することもできたりします。
1.6.科目を落としたらどうなる?
専門学校や大学で単位を落としてしまった場合 単位の再取得をするために再度落としてしまった科目の授業を受けなければいけません。
つまりその科目分の学費を支払う必要が出てくる上に、卒業時期がずれ込んでしまった場合はビザ延長のためのビザ申請費なども出てきます。
また、大学によっては『何科目落としたら退学』
といったルールもあるので科目を落とすことは何が何でも避けた方が良いのです。
日本の大学は入るまでが大変ですが
オーストラリアの大学は卒業するのが大変です。
2.専門学校なのに大学の学位を取得できることもある?
日本だと○○大学というと大学、大学院にあたりますが
オーストラリアだと○○大学…例えばシドニー大学であってもCertificateやDiplomaを開講していたりもします。
そして、TAFEやその他専門学校でもBachelorやGraducate Certificateといった大卒や院卒扱いになるコースも開講していたりするのです。
ですので学校名が○○カレッジとなっていても
学位はBachelorであったり…なんてこともあり得るのです。
なので、大学名にこだわらないのであれば
かなり科目は限られてきますが、専門学校で大学の学位を取得してしまった方が安くなったりもします。
3.専門学校・大学選びのポイント
専門学校の場合 ビザ取り学校と呼ばれる学生ビザで滞在期間を延ばし、1年~数年という長いスパンで滞在するための学校も存在し、そういった学校は緩く、そして授業も簡単な傾向にあります。
なので、働きながら学位を取得できるということも可能なため、ビザ取りの専門学校に通っている方も少なくありません。
ただ、しっかり勉強をしたい!
学んで学位以外にもしっかりとした知識を身に付けたい!という方は
学校選びを慎重にしないといけません。
そして学校はオーストラリア現地にいるのであれば絶対に学校見学をしに行って雰囲気を見ることをオススメします。
大学の場合 これは日本でも一緒だと思いますが
大学名にこだわりたい!という方はもちろんこだわるのも大事なのですが、大学ごとにこのコースが強いよ!などの力を入れている学部などもあります。
後は永住権を目指している人は職歴などの要因によって色々変わってくるため
オススメの学部なども変わってきます。
こういったことは正直 留学エージェントに聞いてみるのがオススメなので、留学エージェントに聞いてみましょう!
- ビザ取り学校という学生ビザ延長目的の緩めな専門学校もある
- 専門学校・大学によって力を入れているコースが変わる
- 現地にいるなら学校見学をした方が良い
- 詳しい留学エージェントにどの大学がオススメか聞くべし!
- 永住権を目指しているのであれば適切なコースを選ばないといけません!
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4.まとめ
さて、いかがでしたでしょうか?
オーストラリアは世界でも人気の留学先のため
語学学校を含め専門学校や大学など数え切れないくらい学校がたくさんあります。
その中でも学校ごとに色々と特色があったり、メリットデメリットなどがあったりしますが
正直 留学エージェントや学校のウェブサイトを見ているだけではどこも良いことばかりしか書いていないので実情などは何も分かりません。
ですので、ちゃんと現地の情報に詳しい留学エージェントに問い合わせてみて助けてもらうのが正直一番良い方法でオススメできますのでオーストラリアで進学する際はぜひ一度留学エージェントに聞いてみてあげてください!
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メール:info@japamate.com