みなさん、こんにちは!
オーストラリア留学エージェント JAPAMATEのユウトです。
セカンドワーキングホリデービザ(セカンド)を取得するために行かなければならないファームジョブについての実情と注意点をご紹介させていただこうかと思います。
様々なブログで
英語話せなくてもファームに行けば稼げる!
〇〇〇万円稼ぐ人がたくさん!
なんて記事をよく目にしますが、実際のところをお話させていただきますね!
こちらの体験談もお読みください↓
【オーストラリアでのワーホリ体験談】vol.1 セカンドワーホリ取得のためファームにて汗を流すTakashiさんのケース
- ファームってどんな仕事するの?
1.仕事はどうやって見つけるの? - なぜファームに行くの?理由は?
- 住むところはどうするの?
1.バックパッカー(日泊まり宿)
2.ファームオーナーの家 - ファームって稼げるの?それと注意点は?
- ファームの実情と注意点まとめ
1.ファームってどんな仕事するの?
ファームと一口に言っても色々な仕事がありますがワーキングホリデー(ワーホリ)の方にとって主流なのは果物や野菜を収穫、パッキングなどをする農業関連ですね。
なので、土にまみれることもありますし、虫に遭遇してしまうことも多々あるため、苦手な方は苦手かもしれません。
自分の知り合いの女の子は『虫が嫌い!だからファーム大丈夫かなぁ…』と心配そうに言っていたのにも関わらずミミズを飼育しているファームで働いていた女の子もいます。笑
噂によるとワニの飼育ファームというのもあって、怪我をしても自己責任ということで勤務できるファームもあるそうです。
どこにあるのか等の情報は知りませんが…
1.1.仕事はどうやって見つけるの?
仕事の探し方は
●インターネット
●友達の紹介
●バックパッカーからの仕事斡旋
上記の3つがメインの探し方になります。
●インターネット
オーストラリア政府の管理するウェブサイト:https://www.workforceaustralia.gov.au/individuals/harvest
政府の管理するサイトでも検索できますし、その他にもBackpacker JOB Boardといった掲示板サイトもございます。
Backpacker JOB Board:https://www.backpackerjobboard.com.au/
●友達の紹介
オーストラリアで出会った友達がファームに行く、もしくは行っていたなんてことはよくある話なので、そういった方から紹介してもらうのも良い手だと思います。
●バックパッカーからの斡旋
これがメインの方法になりますが、ファームがある地域のバックパッカーに入居すると仕事の斡旋をしてもらえます。
そこで英語が話せる、話せないといったところでだいぶ仕事の質も左右する場合が多いそうです。
英語が話せないとどうしても割の良い仕事にありつけない場合が多いとファームから帰ってきた生徒さんからよく話を聞きます。
2.なぜファームに行くの?理由は?
なぜファームに行くのかは国籍によって異なる場合が多いです。
例えば日本人や韓国人のワーホリであればセカンドワーキングホリデー(セカンド)が欲しい!がメインの目的になる場合が多く、ヨーロピアン系の方はお金稼ぎをするのが目的で、オーストラリアを転々とするためにお金を稼ぎに来る場合が多いです。
湾人の留学エージェントに聞いたところ、台湾系の子はもう完全に出稼ぎのために来ている場合が多く、到着後すぐに英語の話せない状態でもファームに行く子も多いそうです。
3.住むところはどうするの?
さすがにどんなにアウトドアが好きな方でもファームにテントを張って3ヶ月以上も住むわけには行きませんよね…
さて、じゃあ住むところはどうなるのかということなのですが、ファームで勤務するにはまず基本的には下記の2件に滞在することになります。
3.1.バックパッカー(日泊まり宿)
バックパッカーに泊まる場合がほとんどになりますが、そこのバックパッカーで仕事の内容が左右される場合も多いそうです。
本当にダメなバックパッカーに当たると仕事にもなかなかありつけず、お金は出ていく一方…仕事にありつけても条件が悪かったり…なんてことが多いそうです。
【バックパッカーの注意点】
Takashiさんがバックパッカーの注意点を教えてくれました!
- 綺麗なバックパッカーは想像しておかない方が身のためです…
- 夏は死ぬほど暑い場合が多いです… 冬ですら暑い時も…
- バックパッカーの仕事斡旋の担当者に気に入られないと良い仕事に就けない場合も…
- 人の出入りが激しいので、盗難にも注意!
- 共同生活になるためキッチンとシャワー、トイレは戦場です!
- 金曜、土曜はワイワイする場合が多いので、羽目を外しすぎないように!
3.2.ファームオーナーの持ち家などシェアハウスタイプ
地域や収穫物によりますが、ファームオーナーが物件を持っており、そこでシェアハウスとして労働者を住まわせているパターンもございます。
上手く知り合うことができればファームなのにオウンルーム(一人部屋)に住むことができるかもしれません!
ほとんどの場合、シェアルームになるそうですが…
4.ファームって稼げるの?それと注意点は?
一番気になるこの部分…
ファームが稼げるかどうか!?に関してですが、これは正直なところ、運と自分の姿勢に大きく左右されるそうです。
積極的に英語の求人サイトから仕事を探すと優良なところに当たる確率も高く、ここダメだなと思ったらすぐにファームを変えてしまう。
といったことを繰り返しやっていくのが稼ぎながらセカンドを取得する近道だそうです。
更にファーム経験者のTakashiさんがアドバイスをくれました。
【Takashiさんからのアドバイス】
- オーストラリア人系のファームは時給にしても歩合にしても優良なところが多い!
- オーストラリア人系以外のファームは歩合制の場合が多い!
- ヨーロピアン系労働者がいるところの方が優良な場合が多い!
- 歩合は頑張れば頑張った分稼げるなんていうのはまず稼げない場合が多い!
- 週7勤務で長期スパンで働いていれば稼げて当然!
- 正直、漁業や鉱山系の仕事の方が稼げるけど仕事が見つかりにくいです!
- なんだかんだ安定している時給の方が稼ぎやすいです。
- Facebookなどの求人には要注意!
5.ファームの実情と注意点まとめ
筆者も色々な方からの体験談を聞いているとやはり絶対稼げる!なんてことはないと思います。
Takashiさんも言っているようにちゃんと英語のサイトで探し出し、ダメならすぐに切ってしまう。
という形で日本語に甘えずに良いところ、稼げるところを探していけばセカンド取得中にお金も稼げるそうです。
Takashiさんも散々飲み代、ジム代、プロテイン代などに使ったのにも関わらず7000ドル(約63万)近く貯金ができた!ちょっとニート生活しよ~🎵と言っていました。笑
なので、よくブログなどで書かれている『ファームは稼げる』というのは嘘も半分、本当のところも半分ですね。
稼げるファームなら稼げるし、稼げないところは全く稼げない。
むしろお金が出ていってしまう…なんてこともあるそうです。
このブログを読んだ方は是非とも『ファーム=稼げる』という考えは一度ストップしていただいて、『しっかりと甘えずに良いファームを見つけた方だけが稼げる』という考えにしていただければと思います。
留学エージェントも嘘を言わず、本当のことを隠さずにしなければなりません。
人のためになる留学エージェントで居続けたいなーと思うユウトでした。笑
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