みなさん、どうもこんにちは!
オーストラリア留学 JAPAMATEのアヤノです!
海外留学をしたい
海外の大学で勉強したい
と考えている人は多いのではないでしょうか。
この記事では、オーストラリアの大学に焦点を当ててご紹介します。
大学ランキングも併せてご紹介させていただくので、オーストラリア留学中に大学進学を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
INDEX
- オーストラリアの大学について
- 世界大学ランキング常連のオーストラリアの大学 TOP10
- 世界 第31位:University of Melbourne(メルボルン大学)
- 世界 第51位:University of Sydney(シドニー大学)
- 世界 第59位:ANU – Australia National University(オーストラリア国立大学)
- 世界 第62位:The University of Queensland(クイーンズランド大学)
- 世界 第64位:Monash University(モナシュ大学)
- 世界 第67位:UNSW ‐ University of NSW(ニューサウスウェールズ大学)
- 世界 第118位:University of Adelaide(アデレード大学)
- 世界 第139位:The University of Western Australia(西オーストラリア大学)
- 世界 第160位:UTS ‐ University of Technology Sydney(シドニー工科大学)
- 世界 第184位:University of Canberra(キャンベラ大学)
- オーストラリアの大学トップ11~
- 日本の大学ランキングは?
- オーストラリアと日本の大学との違いは?
- オーストラリアの大学に進学する際の注意点
- まとめ
1.オーストラリアの大学について
オーストラリアは留学生を多く受け入れており、語学学校や専門学校、大学に多くの留学生さんたちが在籍しております。
また、国をあげて留学生の受け入れを推進しており、様々な目的の留学生さんたちがオーストラリアを訪れております。
オーストラリアの大学の質は世界でもトップレベルで、大学数が少ないにも関わらずイギリスの高等教育誌であるTimes Higher Educationが出しているThe World University Rankings(世界大学ランキング)ではトップ100以内に毎年5~8校がランクインしてくるほど!
※日本は東京大学と京都大学の2校のみ
ただ、だからといってオーストラリアの大学は “絶対的に” 日本よりも優れている!というわけではないのでご注意ください。
じゃあ、なぜ大学の評価が高いのかといいますと
大学卒業後の収入やグローバルの場で影響力のある卒業生を輩出しているか、留学生の多さなどなど若干日本の大学には不利な要素が考慮されてのランキングなので、何とも言えない部分があるのです。
でも、もちろんAQF(Australian Qualification Framework)という基準を教育機関が設けており、各大学や専門学校は授業の内容が決められており、しっかりと管理されております。
なので、大学や専門学校は厳しくされており、日本の大学は入学するのが難しく卒業するのが簡単なのに対し、オーストラリアの大学は入学するのが比較的に簡単で卒業するのがすっごく大変なのです。
1.1.オーストラリアの大学数はそれほど多くない
オーストラリアは広大な国土を持つ国ですが、大学自体は43校しかありません。
※日本の大学数は2021年度で788校あるそうです
そして、多くの大学は、連邦政府や州政府によって運営されている国立大学もしくは州立大学となっています。政府は大学の質を徹底的に管理しており、教育水準は法律によって細かい取り決めがあるなど、一定上に保たれています。
1.2.オーストラリアの大学の特徴
オーストラリアの大学は、一般的に学士課程つまり大学卒業資格(Bachelor)を得られるまでの期間は3年です。
日本は卒業までにかかる年数は4年なので、高校を卒業してすぐオーストラリアに来て語学学校で1年間しっかり英語を勉強し、大学に入学すればちょうど日本の大学を卒業するのと同年で卒業することができます。
また、大学はセメスター制をとっており、大学入学は基本的に2月と7月にすることができます。
1.3.オーストラリアの大学に進学するには?
オーストラリアの大学は、日本のような学力試験はなく、学業成績と語学力によって合否の判断が行われます。
どちらとも条件を満たしていれば正式な合格となりますが、どちらか一方しか満たしていないといった場合は、条件付き合格となります。
ただ、日本での成績があまりにも良くないと大学側から余裕で入学拒否されます…笑
また、条件付き合格になると
大学が提供する留学準備コースであるファウンデーションコースを修了することで入学可能で、ファウンデーションコースの入学にも条件が設定されていますが、直接大学に進学する場合よりも易しめとなっているため成績や語学がイマイチな人でも努力次第で大学に入学できる可能性はあるでしょう。
1.4.どんなコースがある?
どんなコースがあるのかと言いますと…
それはもうたくさんです。苦笑
オーストラリアが強い分野であげるとすると
■環境科学
■動物関係
■農業・林業
■土木関係
■建築・エンジニア関連
■観光
■ホスピタリティ
などがあげられますが、
その他に留学生から人気の分野となると
■ビジネス
■マーケティング
■会計・アカウンティング
■IT
■ウェブデザイン
■保育・チャイルドケア
■シェフ・クッカリー
■輸入業
■フィットネス
■映画撮影・編集
■アート
■看護・ナース
■介護・エイジドケア
■エンジニアリング
などなどパッと思いつくだけでもこれだけあります。
他にもたくさんのコースがあるので、勉強してみたい内容をJAPAMATEにお問い合わせいただければご提案もしくはお答えさせていただきます(^^)
1.5.グループがある
世界には複数の大学が研究や設備などを共有しており、大学同士が協力をするためのグループが存在しているのですが、オーストラリアにもそういったグループが存在しているのです。
≪Group of Eight≫
オーストラリア全土でトップの名門大学 8校のグループで、医療や科学技術など様々な分野で質の高い教育を受けられます。
もちろんこれらの大学を卒業するのはかなり大変ですが、世界的にも知られている大学なので卒業した後のメリットも大きくなります。
– メルボルン大学
– シドニー大学
– オーストラリア国立大学
– クイーンズランド大学
– 西オーストラリア大学
– モナシュ大学
– アデレード大学
– ニューサウスウェールズ大学
≪Australian Technology Network≫
工学や科学などに力を入れている大学のグループで、エンジニアリングやテクノロジー関係で質の高い教育を期待できます。
– UTS: シドニー工科大学
– ディーキン大学
– カーティン大学
– RMIT大学
– 南オーストラリア大学
≪Innovative Research Universities≫
オーストラリアでの高等教育の成果を高めるためのグループで、どこの学校も留学生からの評判も高く、留学生さんたちからの人気が高いです。
– 西シドニー大学
– ジェームスクック大学
– グリフィス大学
– フリンダース大学
– ラトローブ大学
– チャールズダーウィン大学
– マードック大学
こういったグループに属していない大学=あまり良くない大学というわけではなく
教科や目的によっては授業料の安さで大学を選んでも全く問題はないのです。
2.世界大学ランキング常連のオーストラリアの大学 TOP 10
ここでは、「Times Higher World University Ranking(THE世界大学ランキング )」でにランクインしているオーストラリアの大学 TOP10をご紹介させていただきます。
オーストラリアの大学留学に興味のある方はぜひご参考までに…
2.1.世界 第31位:University of Melbourne(メルボルン大学)
メルボルン大学は、大学名通りビクトリア州(VIC)のメルボルンにあり、様々な分野で評価を得ている世界的に名門な大学の1つとなります。
生徒数は学部生と院生を合わせると、約32,000程度となっています。
また、学生の約3割を留学生が占めているため、国際色豊かな環境で勉強に取り組めるでしょう。
大学は、観光都市としても人気のあるメルボルンの中心部にキャンパスを構えているため、勉強はもちろんキャンパスライフも楽しむことができます。
2.2.世界 第51位:University of Sydney(シドニー大学)
シドニー大学は、1850年に設立されたオーストラリア最古の大学です。
ニューサウスウェールズ州(NSW)のシドニーにキャンパスがあり
シドニーは国の商業の中心地となっているため、生活する上での不便などは感じないでしょう。
学生数は約50,000人で先述のメルボルン大学よりも大きな規模の大学となっています。
こちらも多くの留学生が在籍しており、非英語圏の国から来ている学生も少なくありません。
2.3.世界 第59位:ANU – Australia National University(オーストラリア国立大学)
オーストラリア国立大学は、オーストラリアの首都であるキャンベラにある大学です。
オーストラリアで唯一の国立大学となっており、生徒数は約10,000人と比較的規模の小さい大学ですが、政府によって設立された由緒ある大学であり、多くの日本人学者さんたちも留学していました。
また、卒業生にはオーストラリアの首相やノーベル賞受賞者などがいます。
2.4.世界 第62位:The University of Queensland(クイーンズランド大学)
クイーンズランド大学は、その頭文字をとって「UQ」の名称でも親しまれている大学です。
クイーンズランド州のブリスベンにキャンパスがあり、複数キャンパスを持っており、留学生もたくさん在籍しています。
また、過去にはノーベル賞受賞者やオーストラリアの政治家や実業家など多数の著名人を排出している大学でもあります。
2.5.世界 第64位:Monash University(モナシュ大学)
モナシュ大学はビクトリア州 メルボルンの郊外にキャンパスを持つ大学で、ビクトリア州立の大学になります。
大学名は将軍であり偉人ジョン・モナシュからちなんだとかなんとか…
イギリスやイタリア、マレーシアなど世界に8つキャンパスを持ち、世界各国のビジネスリーダーやマネージャー数百人から卒業生を採用する際に好ましい大学として世界第34位に選ばれたほど世界的にも名の知れた大学のひとつです。
※東京大学は世界第18位
薬学やビジネス、理工の分野が人気でその他にも教育やエンジニアリングなど様々な分野で留学生から高い評判を受けています。
2.6.世界 第67位:UNSW ‐ University of NSW(ニューサウスウェールズ大学)
ニューサウスウェールズ大学は、ニューサウスウェールズ州(NSW)にある大学です。
ニューサウスウェールズはシドニーがある州として有名ですが、こちらの大学はシドニーの郊外にキャンパスを持っています。
元々は工科大学として設立された背景がありますが、現在では幅広い学問を学べる総合大学となり
中でも、ビジネスやIT、コンピューターサイエンスといった学問が学生からの人気を集めています。
2.7.世界 第118位:University of Adelaide(アデレード大学)
サウスオーストラリア州(SA)にあるアデレードにキャンパスを持っている大学で、1874年に設立されたオーストラリアで3番目に古い大学です。
大学のメインキャンパスは美術館や博物館、州立図書館に隣接しており
一介の大学らしからぬ素晴らしい学習環境を得られるようになっております。
ノーベル賞受賞者も卒業生におり、世界的にも名門として見られている大学のひとつで
工学系、医療科学、アートなど特殊な分野で評判の良さをよく耳にします。
もちろんその他の分野でも質の高い教育を受けることができます。
2.8.世界 第139位:The University of Western Australia(西オーストラリア大学)
ウェスタンオーストラリア州(WA)で最も古い大学で、パースにキャンパスを持っています。
学生数は約20,000人ほどで、シンガポールやインドネシアなど海外でも授業を行っていたり、世界80ヵ国から留学生さんたちが集まっており、オーストラリアらしい国際色豊かな環境で勉強することができます。
建築関係や工学、社会学、経済学などなど様々な分野で高い評価を得ています。
2.9.世界 第160位:UTS ‐ University of Technology Sydney(シドニー工科大学)
ニューサウスウェールズ州(NSW)のシドニーにキャンパスを持つ大学で
現在 約46,000人の学生さんたちがこの大学で勉強しており、日本人を始め多くの留学生さんたちが在籍しております。
建築関係やデザイン、IT、工学やエンジニアリングなど工科大学らしい分野で高い評価を得ており、その他にも薬学や科学、看護なども勉強することができます。
2.10.世界 第184位:University of Canberra(キャンベラ大学)
もう名前の通りなのですが…
オーストラリアの首都キャンベラにある大学で、現在 約12,000人ほどの学生さんが在籍しております。
大学内に本屋や銀行、カフェやバーなどがあり、海外らしいキャンパスライフを送れるような大学となっております。
実務中心のカリキュラムが組まれており、医療系(ナース・看護)やIT、チャイルドケア・保育で卒業後 高い就職率を保持しております。
2.11.オーストラリアの大学トップ11~
186位:Queensland University of Technology(クイーンズランド工科大学)
195位:Macquarie University(マッコーリー大学)
200位~:Curtin University(カーティン大学)
Griffith University(グリフィス大学)
James Cook University(ジェームスクック大学)
La Trobe University(ラトローブ大学)
University of Wollongong(ウーロンゴン大学)
ACU ‐ Australian Catholic University(オーストラリアンカトリック大学)
Deakin University(ディーキン大学)
Flinders University(フリンダース大学)
University of Newcastle(ニューカッスル大学)
Western Sydney University(西シドニー大学)
300位からの順位は省略させていただきます。
3.日本の大学ランキングは?
36位:東京大学
54位:京都大学
200位~:東北大学
300位以下は省略させていただきます。
4.オーストラリアと日本の大学との違いは?
オーストラリアの大学は入学するのは比較的に簡単で、卒業するのが難しいのに対し
日本の大学は入学するのが難しくて、卒業するのが比較的に簡単です。
オーストラリアの大学がなぜ入学するのが比較的に簡単なのかと言いますと、上記でもお話させていただいておりますが
入試試験はなく、それまでの学業の成績と英語力をベースに入学できるかどうかの判断がされるためです。
もちろん高校でサボりにサボっていた人がいきなり海外の大学に…というのは難しいですが
そういった方でも準備コースに通ったり、専門学校から編入するという流れを踏むことによってオーストラリアの大学に入学することもできるようになります。
また、入学は年2回することができ、毎年2月と7月に入学することができます。
在学中は課題にひたすら追われるということを覚悟してください。笑
どういうこと?
と思うかもしれませんが、オーストラリアは2学期制で1学期に4科目取らなければいけないのですが
4科目ごとに〇千文字のレポート、〇千文字のエッセイ、テストが課題として出され、課題期間中は本当に追われます。
そして点数が50%下回ってしまうとFail(不合格、落第)となってしまうのです。
第2言語の英語で、〇千文字のレポートだとかエッセイだとか、ちゃんとしたアカデミックな英語を使って書かないといけないようなもので点数を取るのは慣れないとかなりしんどいです…
今まで多くの留学生さんが単位を落とし、再度履修しなければいけなくなってしまう…といった状況をけっこう見てきました…
なので、卒業するのが大変というのが一番大きく違う点だと思います。
5.オーストラリアの大学に進学する際の注意点
オーストラリアにある大学に進学したい!と思い、大学選びをスタートするもどこに行けば良いのか分からないなんてことが起こると思います。
それはもう当然のことだと思います。
でも、正直ここだ!この大学に行きたい!
このコースで高いお金を払っても良い!
というわけではない限り、正直Group of Eightのようなトップクラスの大学に通う必要はあまりないのかなというのが印象です。
トップクラスの大学は総じてトップクラスに値段が高いです。苦笑
なので、まぁ永住権取得のために~など英語力にあまり自信もないし~ということであれば学費抑え目な大学を選んでも十分なのです。
また、オーストラリアの大学に入学するには一定以上の英語力が必要となります。
コースにもよりますが、IELTSアカデミックで6.5以上必要なパターンが多く、英語力ゼロの人が語学学校でしっかりと1年就学すればまぁ問題なく取れるスコアとなっています。
ただ、これはあくまでも最低限のレベルなので、少しでも高い英語力を大学入学前に得ることをオススメします。
大学で使われる英語は通常の英語よりも難しく、内容をしっかりと理解しないとレポートなどを書くのにかなり苦労してしまいます。
6.まとめ
今回はオーストラリアの大学について解説しました。
オーストラリアは大学の数こそ多くありませんが、大学ランキングに載るような大学が多くあります。今回の内容を参考に、大学探しを行ってみてはいかがでしょうか。
大学選びに困ってしまったらぜひ一度JAPAMATEまでお問い合わせくださいませ(^^)
▼オーストラリア留学のお問い合わせはこちら▼
ウェブサイト:http://japamate.com/
メール:info@japamate.com