みなさん、どうもこんにちは!
オーストラリア留学 JAPAMATEのユウトです!!
留学カウンセリングをしていると
オーストラリアへの留学を考えている方の中には、
「オーストラリアを留学先にするメリットやデメリットはなにか」
「オーストラリアに留学するにはどれくらいかかるのか」
と、お考えている方も多くいるようです。
そこで今回の記事では、オーストラリアのメリットやデメリットに加えて、費用や節約方法までご紹介します。
ぜひ、参考にしてみてください。
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INDEX
1.オーストラリアの特徴と魅力
オーストラリアは南半球に位置する、オーストラリア大陸とその周辺の島々で構成されている国です。
1.1.オーストラリアの気候について
オーストラリアは、南半球にあるためオーストラリアの季節逆です。
年間平均気温は20度程度でとても穏やかな気候で知られています。
主要地域であるシドニーやメルボルンなどでは日本と同じように四季があるため、日本人でも比較的過ごしやすいです。
ただ、ケアンズやパース、ゴールドコーストやブリスベンなどは日本の夏よりも暑いため、夏場は歩いているだけでじりじりと焼けるほどの感覚があるくらいです…笑
1.2.オーストラリアの政治について
オーストラリアは立憲君主制をとっており、議会は上院と下院で構成される二院制です。
イギリス連邦の加盟国であるため、独立国家ではあるものの、イギリス女王(2020年現在はエリザベス2世)がオーストラリアの女王を兼務しています。
また、日本は天然資源をオーストラリアから輸入しており、オーストラリアは高校や中学校で学ぶ第二言語の選択授業の中に日本語があるなど、日本とオーストラリアの関係は良好です。
1.3.オーストラリアの歴史について
オーストラリアは、先住民族であるアボリジニが約6万年前から居住し、独自の文化を発展してきました。
18世紀ごろからヨーロッパ人の移住が始まり、長年、植民地としての歴史を歩んできています。
そして、20世紀に連邦国が成立したのちにも、多様な民族の移民を受け入れながら多民族国家として発展を続けている国です。
1.4.オーストラリアの慣習について
オーストラリアの人たちはプライベートの時間を大切にしているため、効率よく仕事をして定時に退社するのが一般的です。
何よりも残業を本当に好まないような人たちなので、残業時のお給料は通常時の1.5倍のお給料を払わなければいけないという法律があるほどなので、現地企業はなるべく社員は早く帰らせるようにしているところも多いです。
家庭料理としてはこれといって特に郷土料理はございませんが、強いて言うのであればバーベキューが有名であり、家族や友人の中でも日常的に楽しまれています。
また、オーストラリアでは雨が少ないため水が貴重であり、シャワーの時間が決められていたり、地域や時期によっては自分での洗車が禁じられているため注意が必要です。
その他にも、キャッシュレス社会であることも知られており、街の小さなお店でもカード対応をしていることがほとんどなので、現地での生活時にはキャッシュを持ち歩かないことも多々出てくるかと思います。
2.オーストラリアに留学する3つのデメリットと対策方法
オーストラリアに留学する際には、気を付けていただきたいことが大きく3つ挙げられます。
2.1.英語にクセがあること
オーストラリア在住歴10年、現地で大学を卒業している筆者がお答えしましょう。
確かに
オーストラリア英語には独特の訛りがあり、「オージーイングリッシュ」と言われるほどです。
具体的には、「rを発音しない」「aを(アイ)と発音する」「短縮形が多い」などの特徴がありますが、正直なところコテコテのオーストラリア英語を話す人は少なくなってきていますし、語学学校の先生はクセなく話している人が多いです。
そして何よりも『オーストラリア英語=悪』という日本人の勘違いは筆者は大っ嫌い。笑
大人げないのは分かってます…
でも…
『えー、オーストラリアって訛ってるんでしょー?』
なんてことを言ってくる人には『じゃあ、俺と英語のみで完璧にコミュニケーションできる?』と言ってやりたい…笑
英語は英語なので、誰とでも会話できますし、何よりも日本人特有の英語はなかなか抜けないので、オーストラリア英語がダメなんて考えは捨てていただきたいです。
また、シドニーやメルボルンなど都市部は訛りが少ない地域で留学することも選択肢として言えます。
2.2.コミュニケーション言語が日本語ばかりになる場合がある
オーストラリアには、日本人も多くいるため安心感が高いのも魅力の一つです。
しかし、日本人とばかり交流をしているとコミュニケーション言語がついつい日本語ばかりになってしまうため注意が必要と言えます。
オーストラリア留学中には日本人以外の友達をなるべく作って英語を日常的に使うようにするなどの工夫をする必要があるでしょう。
ただ、日本人の友達を作るのもいけないというわけではなく、筆者もオーストラリアで作った友達と一緒に仕事をしたり、一緒にビジネスを始めたりなどをするほどなので正直、日本人から執拗に避ける人も中にはいますが勿体ないなーとも思います。
2.3.日本よりも物価が高い
オーストラリアの物価は日本と比べて、物によっては1.5倍近くなることにも注意が必要です。
マクドナルドでビッグマックセットを買うのに10.95ドル(約860円)ほどかかるので、日本よりも170円ほど高かったり…
丸亀うどんがシドニーにもあるのですが、ぶっかけうどんに5.80ドル(約440円)かかったりと、どうしても支出が増えます。
※日本ならぶっかけうどんは300円みたい…や、安い…
これは、オーストラリアの物品に輸入品が多いことが原因の一つです。
ただ、スーパーなどで購入するような野菜や果物、乳製品や肉など輸入に頼らないものはむしろ日本より安いことも多いので節約したい人は留学中は自炊がオススメだと覚えておくと良いでしょう。
3.オーストラリアに留学する5つのメリット
オーストラリアに留学をする魅力は、大きく5つに分けて挙げることができます。
3.1.気候が安定しているため生活しやすい
オーストラリアは、気候が安定しているため生活がしやすいです。
オーストラリアの年間平均気温は20℃程度と非常に過ごしやすく、シドニーやメルボルンなどには日本と同様に四季もあります。
年間を通して過ごしやすい地域が多く、冬も気温がマイナスになるようなことがないため、雪が降ることもまずありません。
個人差はもちろんあるものの、快適と感じる人も多くいるでしょう。
そして、何よりも地震がほとんど起きなく、筆者がシドニーに住んでいる10年間で一度も地震を経験したことがないほどです。
3.2.治安が良い
オーストラリアを留学先としておすすめできる大きな理由の一つが、治安の良さです。
実際に、各国がどれくらい平和であるかを示す「世界平和度指数」の2019年ランキングにおいて、オーストラリアは163か国中13位に位置しています。
※ちなみに日本は9位
メルボルンやシドニーは「世界で最も住みやすい都市ランキング」にもランクインしたことがあり、特に治安の良い地域と言えるでしょう。
ただ、もちろん日本と同様に地域によっては治安が良い悪いがありますが、街中は基本的には人通りも多いので問題ない場合が多いです。
3.3.オーストラリア留学中にも働くことができる
オーストラリアは留学するためのビザ(ワーホリや学生ビザ)が比較的に簡単に取得でき、留学中にも仕事ができるため、事前に準備する留学費用を抑えることができます。
また、能力があって運が良ければ就労ビザを取得するチャンスもあります。
※スポンサーしてくれる企業が必須です
他にもオーストラリア現地で大学や専門学校(特定のコース)を卒業することによって取得できる卒業生ビザというものがあり、卒業生ビザを取得すれば1.5~2年という期間を滞在することもできます。
3.4.日本との時差がほとんどない
オーストラリアは他の留学先候補となる英語圏の国々と比べて日本に近く、時差がほとんどありません。
都市や時期(サマータイムの関係上)にもよりますが、1~2時間の時差のみです。
そのため、留学先から日本の家族や友達に連絡を取る際も、時差を気にする必要がほとんどありません。
3.5.オーストラリア政府が留学生への保護制度を定めている
オーストラリアは、留学生へのケアが非常に手厚い国として知られています。
まず、ESOS法という法律を定めており、全ての教育機関は留学生と法律に基づいて契約を結ばなくてはならない上に、教育機関は留学生を受け入れるためにCRICOSという留学生向けの教育機関としての登録制度が義務付けられており、政府から定期的に厳しく審査がされています。
また、学生ビザの方はOSHCと呼ばれる強制保険への加入が義務付けられており、学生ビザで留学される方には自動的に保険が付与されます。
OSHC 学生ビザ強制保険の内容例として
▶GP(General Practitioner)一般開業医での診察、処方が100%カバーされる
▶X線などは85%カバー
▶私立病院や公立病院ではOSHCと提携があればカバー対象 ※内容は提携先による
▶処方箋は最大300ドルまで、1つの処方箋で50ドルまで
▶整体などはカバー対象外
などがあります。
4.オーストラリアへの留学費用はどれくらい?
オーストラリアへの留学には、以下のような費用がかかります。
- 学費
- 居住費
- 生活費(1ヶ月7~15万円ほど)
- 渡航費(航空券)
- 海外留学保険費
- ビザ申請費(ワーホリなら485ドル、学生ビザなら620ドル)
- 交際費、雑費
- 交通費
節約をする場合は、現地での留学の質を落とさないように節約するのがポイントです。
例えば…
旅行シーズンから留学タイミングを外すことで旅行費が抑えられます。
学校に近いシェアハウスに住むことで、交通費を抑えられますが、一人部屋だと家賃はかなり高くなってしまいます。
複数人部屋(2~4人)だとかなり家賃も抑えられますが、常に誰かしたら部屋にいると思うとストレスに感じてしまうかもしれません。
また、学生ビザで滞在している人も、2週間で40時間までのアルバイトが認められているので、ある程度の語学力がついてきた方や、学業と両立できる方は生活費の足しにできるでしょう。
5.オーストラリア留学でおすすめの3つの語学学校
オーストラリア留学の際に “万人に” おすすめできて、かつ複数都市にキャンパスを持つ語学学校を3つご紹介いたします。
それぞれコース内容やどんな人に向いているかを説明していますので、比較してみてください。
学校名 | 費用 |
Ability English | ワーホリの場合:4週16万9,200円~
学生の場合:20週62万1,900円~ |
ILSC | ワーホリの場合:4週16万1,100円~
学生の場合:20週68万8,500円~ |
Lexis English | ワーホリの場合:4週10万2,400円~
学生の場合:20週46万4,000円~ |
5.1.Ability English(アビリティ イングリッシュ)
Ability English(アビリティ イングリッシュ)は、シドニーとメルボルンにキャンパスがあります。
特徴として、スピーキングに特化したカリキュラムに加え、スピーキングメインのコースや毎週金曜日にある3時間の選択授業が特徴的。
スピーキングやリスニングといった部分がとっても苦手な日本人…そんな部分にしっかりとフォーカスを置いて勉強できる環境は限られた留学期間の中でかなり大事になってきます。
この学校に向いている方は以下の通りです。
- しっかりと英語学習したい方
- スピーキングにしっかりと重点を置いて勉強したい方
コース内容は下記のようなコースがあります。
- General English(一般英語)コース
- IELTSコース
- ケンブリッジ検定準備コース
- 進学準備英語(EAP)コース
- サバイバー英語コース
費用は以下のとおりです。
- ワーホリの場合→4週 1,600ドル(1ドル77円として約11万5,500円)
- 学生ビザの場合→24週 8,120ドル(1ドル77円として約62万5,200円)
5.2.ILSC(アイエルエスシー)
ILSC(アイエルエスシー)はシドニー、ブリスベン、メルボルンにあります。
ILSC(アイエルエスシー)では、週28時間の授業や校内での母国語禁止を貫くなど、ストイックな英語勉強が特徴的で、選択授業の時間が多く、自分の好きなようにクラスをカスタマイズできちゃいます。
しっかりと英語勉強に集中したい方はILSC(アイエルエスシー)に向いています。
コース内容は下記のようなコースがあります。
- General English(一般英語)コース
- IELTSコース
- ケンブリッジ検定準備コース
- 進学英語準備(EAP)コース
費用は以下のとおりです。
- ワーホリの場合→4週 1,790ドル(1ドル77円として約13万7,800円)
- 学生ビザの場合→24週 8,835ドル(1ドル77円として約68万300円)
5.3.Lexis English(レクシス イングリッシュ)
Lexis English(レクシス イングリッシュ)は、シドニーマンリー、ブリスベン、パース、ヌーサ、バイロンベイ、サンシャインコーストがあります。
特徴として、週に1度の進行度チェックや4週間に一度のクラスアップチャンスなど、自分の英語力がどれだけ伸びているのか、どこが苦手なのかを具体的に知ることができるカリキュラムが組まれています。
この学校に向いている方は以下の通りです。
- しっかりと英語学習したい方
- オーストラリアらしい落ち着いた生活を体験したい方
コース内容は下記のようなコースがあります。
- General English(一般英語)コース
- IELTSコース
- ケンブリッジ検定準備コース
- 医療英語コース
- 英語+サーフィンコース
費用は以下のとおりです。
- ワーホリの場合→4週 1,895ドル(1ドル77円として約14万5,900円)
- 学生ビザの場合→24週 8,285ドル(1ドル77円として約63万7,900円)
6.まとめ
本記事では、オーストラリア留学のメリットや注意点、特徴、おすすめの学校についてお話しいたしました。
オーストラリアは、気候が穏やかで治安も良く、日本との距離も近い国ですから、留学先としては非常に適していると言えるでしょう。