パンデミックビザ廃止から考えられる影響とは?|オーストラリア留学

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みなさん、どうもこんにちは!
オーストラリア留学 JAPAMATEのユウトです!

つい先日 9月1日に COVID-19 Pandemic visa(通称 パンデミックビザ)というものの廃止が発表され、9月2日に同ビザの申請受付が停止されました。

▼詳しくはこちらを参照▼
https://minister.homeaffairs.gov.au/ClareONeil/Pages/closure-of-the-pandemic-event-visa.aspx

オーストラリアにワーホリ(ワーキングホリデー)や学生ビザで渡豪し、ビザが切れる前に現地にてこのビザに切り替えて滞在を1年延長してきた人も多くいます。
日本人でも多くこのビザで滞在されているケースを見てきましたが、かなり多くの留学生たちが利用していたビザの一つでした。

今回はこのパンデミックビザによって起こった影響と、今後このビザが廃止されたことによる影響をご紹介していこうかと思います。
あくまで個人的な見解にはなるので、100%確実なものではないと思っていただけると幸いです。

 

1.パンデミックビザ(COVID-19 visa)による影響

このパンデミックビザは名称の通りコロナによる影響によってできたビザの一つで
このビザが作られた目的はコロナの影響で国に帰れない人たちの保護というか延命措置のようなものなど複数ありますが、今まで留学生など移民に頼っていた業界の人手不足をカバーするのも一つの目的として作られたものでした。

飲食店などホスピタリティ業界や農業など
コロナによって国境を閉鎖していた際に人手不足に陥ってしまい、そんな中でもオーストラリアに残っている方々にとってはとっても嬉しい措置だったと思います。

パンデミックビザで滞在を延長し、無制限に働くことができ、お金をたくさん稼いだ方も少なくないと思います。

ですが、コロナが収束し、国境が開いてからの約2年後もこのビザは生き続けていたため
新しくワーホリでオーストラリアに来た方も学生ビザやセカンドワーホリを取得せずに都市部に滞在しながらパンデミックビザに切り替えた人もたくさんいました。

そして何よりもパンデミックビザに切り替えた後 条件であったサポートしてくれた雇用主の下で働かず、遊んでいる方も多くいたと耳にしましたし、目にもしています。

そして何が起こったかと言うと
移民の増加が起こり、まぁどこの国が多いとかは言いませんが勉強目的で来なければいけないはずの学生ビザで来た人たちが学校を辞めてパンデミックビザに切り替えて働くことを目的にして来たり、シェアハウスや不動産、仕事の空き状況がほとんどなくなりました。
というのもシェアハウスだとコロナの影響で数が減ったのもありますが、ワーホリや留学生さんだと一定期間を過ぎたら帰ってしまうため、入居者の入れ替えが起こり流動性があったのですが、パンデミックビザで残る人が増えたため、シェアハウスの空きも減ってしまったのです。

仕事も新しいスタッフをトレーニングする手間を考えたら
もちろんのことパンデミックビザで長く働いてくれる人がいた方が企業的には嬉しいですからね!

となると元々移民の数も増えてきていたオーストラリアでは新しく入ってきたワーホリさんたち含め移民たちは
『仕事がない!』
『住む場所がない!』となるわけです。

と、そんな背景もあって
今回オーストラリア政府はオーストラリア人が雇用されにくいことや住まいの数、そして元々の目的通りにパンデミックビザが利用されていないことを考慮し、このビザの廃止を決定したそうです。

日本で流行った出稼ぎ留学の一端を担っていたビザの一つだったので
手数料やサポート料が無料の留学エージェントからすると学校に行ってくれない留学生が増えただけなので、国境が開いてから1年後は何にも嬉しくないビザでしたけどね!笑(本心)

 

2.パンデミックビザ(COVID-19 visa)廃止によって考えられる影響

パンデミックビザ廃止にあたり
現在パンデミックビザを持っている人たちが減ってくるため今後はシェアハウスや仕事の数が多少は改善されるのではないかと思います。

というのも上記のパンデミックビザの影響でも話していますが
出稼ぎ留学の影響でワーホリの数が増え、そして働くことをメインにしていた人たちがパンデミックビザを取得し、滞在を延長していましるケースもあったのと、出稼ぎ留学自体の人気が落ちているのもあるので以前の募集数までとは言えませんがある程度までは募集も出てきやすくなるのではないかと思います。

あくまで個人的見解なので、100%鵜呑みにはしていただきたくはありませんが
十分にこういった可能性も増えてくるので今後ファームはもちろん、都市部でのアルバイトやシェアハウスの数も戻ってくるのかなと思います。

そして何より日本人にはほとんどいませんが
学生ビザで渡豪し、パンデミックに切り替えて働きまくっていた複数の国の方々はビザの切り替えが必要になるのでオーストラリア政府も稼ぎ時になるのかなと…(苦笑)
その人たちがちゃんと学生ビザにして学校に通ってくれたら悪影響を被っていた学校さんたちにも良いのですが…

 

3.まとめ

さて、いかがでしたでしょうか?

今回の影響に関する見解はあくまで個人的なものなので、完全に正しいものとは言いませんがけっこう的を得ているものだと思います。

現に学校関係者や留学エージェントさんたち、そして現地にいるワーホリさんたち含む留学生さんたちからの声を基にこの記事を書いているので、正確な数字は出せずともけっこう外れていないと思います。

国境が開いて1年経って以降からのパンデミックビザで悪影響を被っているのは
学校(語学学校、専門学校、大学)、留学エージェントだけではありません。
個人であるワーホリさんや学生ビザで留学してくる子たちも仕事がない、家がないという状況になっているので今回パンデミックビザ廃止で一定数困る方もいらっしゃいますが、新しく来る子たちからしたら好影響があるのも間違いありません。

今後今まで通りのオーストラリア留学のスタイルに戻ってほしいものですね。

 

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