みなさん、どうもこんにちは!
オーストラリア留学 JAPAMATEのアヤノです!
オーストラリアの治安は一般的には良いとされていますが、それでも日本にいる時よりも注意しなければなりません。
この記事では
オーストラリアの治安の概要
日本人が被害にあいやすいトラブルの例
トラブルに遭う可能性を低くするポイント
について解説します。
オーストラリアに行く予定の方、留学を検討している方はぜひ参考にしてください。
INDEX
1.オーストラリアは世界的にも治安が良い国
国際的なシンクタンクである経済平和研究所が発表した2021年の世界平和度指数(Global Peace Index)によると、オーストラリアは世界163カ国中16位でした。
日本は12位であったことから、オーストラリアは比較的日本に近いレベルの治安状況であるといえるでしょう。
世界的に見ると治安がいい国に分類されるオーストラリアですが、一般犯罪の発生率は日本よりも高いとされているため、ちょっとした気の緩みから窃盗などの被害にあう可能性は十分にあるでしょう。
2.オーストラリアで発生しやすいトラブルは?
ここからはオーストラリアで日本人が遭遇しやすいトラブルについて解説します。
事前にどういったトラブルが起こっているのか理解することで、未然に防ぐことも可能です。
ぜひ参考にしてください。
2.1.窃盗
『海外で窃盗被害にあった』という話はよく聞きますが、治安が良いと言われているオーストラリアでも窃盗被害に遭ってしまう方は少なくありません。
中でも、下記で紹介する置き引きやスリ、車上荒らしなどの被害が多くなっています。
また、中にはホテルの部屋に侵入してくるケースや、ドラッグの誘惑に負ける人もいます。ここではそれぞれの概要について解説します。
2.2.置き引き
置き引きはレストランやカフェなどで、会話に夢中になりちょっと目を話したすきにカバンを盗まれるケースが多くなっています。
また、バイキングコーナーで食べ物を取りに行くときに私物をおいて行く、カフェで注文する際にバッグを席に残してしまったために、置き引き被害にあっているケースもあるため注意が必要です。
他にもファストフード店やレストランで携帯や財布を置き忘れて戻った時にはすでに携帯がなくなっていた…なんてこともちょくちょく耳にします。
そのほかにも、観光客の多いエリアの人混みは窃盗犯にとっては狙い所の1つです。
そのため、移動する際は、荷物を背中ではなく正面に持つなどして目を離さないようにしましょう。
2.3.スリ
置き引き同様注意しなければならないのがスリです。
日本人の場合、パンツの後ろにあるポケットに財布を入れる、トートバッグに財布やスマートフォンをしまう人が多く、スリ師にとっては格好の獲物となります。
ショルダーバッグに入れ、カバンが正面にくるように持つなどすれば、スリ被害にあう可能性を大きく下げてくれるでしょう。
2.4.車上荒らし
オーストラリアは広大な土地であるため、現地では車を使おうと考えている人も多いのではないでしょうか。
しかし、オーストラリアでは自動車の車上荒らしが多発しています。
観光地をはじめとして、海岸沿いや公園などさまざまな場所で発生しているため注意しなければなりません。
中には、給油の間にほんのわずかの時間車から離れている隙を狙うケースやナンバープレートを盗み走行できない状態にするケースなどもあります。
2.5.室内への侵入
ホテルや住居への侵入者にも注意しなければなりません。
例えば、扉や窓の鍵がかかっていないために中に侵入してくるケースもあります。
また、暑い日の夜にエアコンをつけっぱなしで眠ることに抵抗を感じ、窓を開けて眠る人もいるかもしれませんが、特に低層階の場合侵入されるリスクが高まるため注意してください。
その他にも部屋のドアがノックされたり、インターホンが鳴ったからといって不用意に開けないようにしましょう。不審者がやっている可能性もゼロではありません。
2.6.性犯罪やドラッグ
海外に来て開放的な気分になる人も多く、中には性犯罪に巻き込まれる人、ドラッグや大麻に手を出してしまう人もいます。
楽しいのは分かりますが、深夜にクラブやバーに入り浸ることは避け、もし行くとしても細心の注意を払うようにしましょう。
例えば、パブや飲みの席でトイレなどに行った隙に睡眠薬を入れられるスパイキングという可能性もゼロではありません。
また、仲良くなった人に家まで送ると言われ被害にあう可能性もあるでしょう。
ドラッグや大麻に関しても同様です。
日本よりも簡単に手に入る環境であるため、これも経験か…と思って吸ってしまう人もたくさん見てきましたが、オーストラリアでも大麻などは違法です。
3.トラブルに巻き込まれた時は『000:トリプルゼロ』に電話
トラブルに巻き込まれないように、注意することが一番ですが、万が一のことがあった時は、警察を頼りましょう。
オーストラリアの場合、『000』で警察、消防、救急に繋がります。
通話料は無料ですが、救急車を利用すると有料となるため覚えておいてください。
4.オーストラリア留学の際のポイント
オーストラリア留学中に犯罪などに巻き込まれないようにするには、以下の点に気をつけてください。
・荷物からは目を離さず、管理を徹底する
・夜の街など危険な場所には行かないようにする
・夜の一人歩きをしない
これらは基本的な部分ですが、これらを徹底するだけでも、危険な目にあう可能性を大いに下げることができるでしょう。
4.1.いくら治安が良いといっても日本と同じでないことを認識する
オーストラリアは比較的治安がいい国ですが、日本と同じ感覚で生活することは避けましょう。
座席に荷物を置いたままでも盗まれる可能性の低い国は日本くらいと言っても過言ではありません。
日本の感覚のままオーストラリアで生活すると、トラブルに遭遇する可能性が高まるでしょう。
トラブルがあってもエージェントが全て解決できるわけではありません。
出来たとしても通訳くらいです。
なので、エージェントを過信せず、『自分の身は自分で守る』という認識で行動してください。
4.2.自分は大丈夫と楽観視しない
留学カウンセラーをしていると『自分は大丈夫』という軽い気持ちを持ってしまっている方も見てきました。
確かに他国に比べると治安は良いので、大丈夫と思ってしまう気持ちが出てきてしまうかもしれませんが、油断すべきではありません。
いつも危機感を持っていると疲れてしまうかもしれないので、全力で注意していた方が良いとは言いませんが、多少なりとも注意する意識は持つようにしましょう。
4.3.危ない地域をなるべく避ける
日本にも危ない地域はありますよね。
例えば飲み屋街でトラブルが発生しやすいようにオーストラリアでもそれは変わりません。
また、オーストラリアは多国籍な国なので、様々な人種が住んでいます。
そして、傾向的に人種は固まって住みやすいのです。
差別と言われてしまう可能性もあるのでどこの人種とは言いませんが
特定の人種が多い地域は治安が悪いということが多々あります。
こればっかりは国が違えば文化も違いますし、教育も常識も変わってくるので仕方ないかもしれませんね…
4.4.お酒の席でトイレに行くときはグラスを飲み干してから行く
オーストラリアに留学をしていると学校終わりにパブで飲み会をしたり、アジア系のレストランでお酒を浴びるように飲むことが多いのですが、そういったお酒の席でトイレに行ったり席を立つ時は必ずグラスを空にしてからにしてください。
スパイキングを呼ばれる飲み物に薬を入れて、昏睡させて犯罪行為をするという手口も昔から使われています。
これは日本にはなかなかない手口なので、知られていませんが海外ではちょくちょく起こる手口なのです。
4.5.シェアハウスであっても貴重品の管理はしっかりとする
稀に耳にすることがあるのですが、シェアハウスでも盗難事件が起きることがあります。
『寝てる間に財布や化粧品が盗まれた!』なんてことも過去に数件耳にしました。
なので、スーツケースに入れてカギを閉めるなり、どこかにしまうなりして貴重品の管理は徹底するようにしましょう。
5.まとめ
今回は、オーストラリアの治安について解説しました。
オーストラリアは、世界的に見ても比較的治安のいい国ですが、トラブルに遭遇する可能性はゼロではありません。
荷物管理の徹底や夜間外出の自粛などリスクの伴う行動をできるだけ避け、楽しくて安全な留学生活を楽しんでください。
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