みなさん、どうもこんにちは!
オーストラリア留学 JAPAMATEのアヤノです!
オーストラリア留学、ワーホリ、旅行を検討している方で、オーストラリアの通貨は日本とどう違うんだろう?と気になったことはありませんか。
本記事では通貨の種類、日本円に換算するといくらか、お釣り、チップ、税のことをわかりやすくご紹介します。またオーストラリアのカード事情、銀行口座についてもご紹介します。
オーストラリアのお金事情を知りたい方は、ぜひ最後までご一読ください。
INDEX
1.オーストラリアのお金の種類
オーストラリアの紙幣と硬貨の特徴、価格の種類についてご紹介します。
1.1.オーストラリアのお金の基本
オーストラリアの通貨はオーストラリアドルA$、AUD、$で表記されることが多いですが、オーストラリア国内では$のみで表記されています。
ちなみにA$1は100¢(セント)です。
同じ$表記のアメリカドル(US$)とオーストラリドルは別の通貨です。
アメリカドルはオーストラリアでは使えないため注意しましょう!
うちのお母さんがシドニーまで自分に会いに来てくれた時に、一生懸命お金を払おうとしてたのですがアメリカドルで受け取ってもらえなかったなんて事態もありました…笑
2020年12月14日時点でA$1を日本円にすると約78円です。
1.2.紙幣
紙幣は$100、$50、$20、$10、$5の5種類です。
オーストラリアは1988年に世界で初めてポリマー製のお札を導入しました。
水にぬれても破れにくく、しわになりにくい丈夫なポリマー製のプラスチック素材でできた紙幣が使われています。
なので、ズボンにお金を入れたまま、ズボンを洗濯してしまってもしわしわに…なんてことにはならないのです!
サーファーの人たちはお札をポケットに入れたまま海に入ることもあるそうですよ!
製造コストは紙製の紙幣より掛かりますが、耐用年数は約3倍と言われています。
■5ドル
5ドル札はピンクと水色の綺麗なカラーで、表にはエリザベス2世、裏にはキャンベラ国会議事堂が印刷されています。日本円にすると約390円です。(A$1=約78円 2020/12/14時点)
2016年9月1日より新しい5ドル札が発行され、中央部分が透明でホログラムが入っているのが特徴です。
■10ドル
10ドル札はブルーと黄緑色の綺麗なカラーで、表はオーストラリアの詩人のバンジョー・パターソン、裏はオーストラリアの詩人で社会活動家のダム・マリーギルモアが印刷されています。日本にすると約780円です。(A$1=約78円 2020/12/14時点)
2017年9月20日より新しい10ドル札が発行され、ホログラムが入り真ん中の部分が透明であることが特徴です。
■20ドル
20ドルは赤色で、表はオーストラリアの女性実業家のマリー・ライビー、裏は空港医療サービスのフライングドクターを設立したジョン・フリンが印刷されています。日本円にすると約1560円です。(A$1=約78円 2020/12/14時点)
■50ドル
50ドル札は黄色で、表はアボリジニの作家であり発明家のデイビット・ユナイポン、裏はオーストラリア初の女性議員のエディス・カーワンが印刷されています。日本円にすると約3900円です。(A$1=約78円 2020/12/14時点)
■100ドル
100ドル札は緑色で、表はオーストラリア生まれのオペラ歌手のネリー・メルバ、裏はオーストラリアの陸軍将軍、土木技師であったジョン・モナッシュが印刷されています。日本円にすると約7800円です。(A$1=約78円 2020/12/14時点)
1.3.硬貨
硬貨は全部で6種類あり、それぞれ$2、$1、50¢、20¢、10¢、5¢です。$2、$1は金色、50¢、20¢、10¢、5¢は銀色とドルは金色、セントは銀色とわかりやすくなっています。
コインの表面にはエリザベス女王、裏面に絵柄と数字が描かれています。
ドルコインとセントコインでは価値とコインの大きさが逆となります。
ドルコインは価値が高いほどサイズが小さく、セントコインは価値が高いほどサイズ大きいです。
■$2
$2コインは金色で表にはエリザベス2世、裏にはアボリジニと南十字星が描かれています。日本円で約156円です。(A$1=約78円 2020/12/14時点)
■$1
$1コインは金色で表にはエリザベス2世、裏にはカンガルーが描かれています。日本円では約78円です。(2020/12/14時点)
■50¢
50¢は銀色で表にはエリザベス2世、裏には国章が描かれています。日本円では約39円です。(A$1=約78円 2020/12/14時点)
■20¢
20¢は銀色で表にはエリザベス2世、裏にはカモノハシが描かれています。日本円では約16円です。(A$1=約78円 2020/12/14時点)
■10¢
10¢は銀色で表にはエリザベス2世、裏にはコトドリが描かれています。日本円では約8円です。(A$1=約78円 2020/12/14時点)
■5¢
5¢は銀色で表にはエリザベス2世、裏にはハリモグラが描かれています。日本円で約4円です。(A$1=約78円 2020/12/14時点)
2.オーストラリアのお金事情
オーストラリアのお金事情は日本と異なる部分があります。
下記の項目をチェックしておきましょう。
2.1.お釣り
オーストラリアはA$1=100¢ですが、1¢硬貨がありません。
一番価格が小さい硬貨は5¢です。
そうするとお釣りはどうするの?と疑問に思いますよね…
例えば4.99ドルの商品を現金で買う際は5ドルを支払わなければなりません。
しかし商品が4.97ドルだった場合は、4.95ドル支払えば良いことになります。
端数が1・2¢は0¢、3~7¢は5¢、8・9¢は10¢として計算します。
ただしクレジットカードやデビッドカードで支払う場合は1¢単位で支払いができ、4.99ドルの場合、4.99ドルのまま引き落とされます。
2.2.チップ
オーストラリアではチップを必ず支払わなければいけないことはないです。
ただ高級レストランやホテルなどで良いサービスを受けたお礼として支払う方もいるようです。
レストランでチップを支払う場合は、現金だとレジカウンターに置いてあるチップ用の容器にお金を入れる等の方法があります。
クレジットカードで支払う場合、伝票にチップをいくら払うかを記入する欄があるお店は、記入欄へお会計の10%~15%程度の金額を記入し支払うと良いでしょう。
ホテルでは基本的にチップを支払う場面はあまりありません。
しかしチップを渡したい場合は、部屋に荷物を運ぶ方に2~5ドルなどが良いでしょう。
タクシーでも基本的にチップは渡さなくても問題はありません。
ただ、重い荷物を運んでくれたとき等、感謝を表したい場合は数ドル程度を渡しても良いですし、正直渡さなくても問題ありません。
2.3.税金
GSTとはGoods and Services Taxのことでオーストラリアの税金制度です。税率は10%で、商品やサービス等に課せられます。税金込みでの価格表示が一般的です。
■GST課税商品例
電気やガス等の公共料金、ホテルやレストラン等で販売される食事や飲料、ケーキ、ソフトドリンク等が該当します。
■GST非課税商品例
生活必需品の野菜・肉・魚・果物等、医療費、教育費、上下水道費等が該当します。
3.オーストラリアではカード?現金?メリットとデメリット
カード、現金、両方を組み合わせて使用することがオススメですが、各々のメリットとデメリットを書いてみました!
3.1.クレジットカード
オーストラリアではキャッシュレス化が進んでおり、クレジットカードはほとんどのお店で使用することが可能です。VISAやMsaterCardの加盟店が多いため、どちらかの種類を持っておくと安心です。
■メリット
現金を持ち歩かなくても手軽に使用できる、海外旅行傷害保険の付帯サービスが付いている場合がある、明細が残るなどがあります。
■デメリット
現金のみしか使えないお店がある、紛失や盗難される可能性がある、などがあります。
3.2.現金
基本的にどこでも使えるため、クレジットカードが使用できない場所で使用するために、いくらか持ち運ぶと安心でしょう。
■メリット
基本的にどこでも使える、残高が目で見てわかるため使いすぎ防止、などがあります。
■デメリット
持ち運びの際にコインや紙幣がかさばる、会計時に手間や時間がかかる、お金を引き出す際に手間がかかる、などがあります。
■街中の両替所で両替するのがお得
日本円からオーストラリアドルへの両替はオーストラリア到着後、街中の両替所で両替するのが良いでしょう。
空港での両替はレートが悪く手数料が高い場合が多いからです。
シドニーであればKVBという両替サービスがおすすめです。有利なレートで手数料なしで両替をしてくれます。
3.3.EFTPOS(エフトポス)とは?
エフトポスとは日本でいうデビットカードのような役割で、銀行口座を使用して即時に支払いができます。
コンビニやスーパーやレストラン等、多くのお店で使えます。
カードを機械にタッチまたは差し込み、暗証番号を入力することで支払いが完了します。
また、スーパー等で買い物の際に、○○ドル引き出したい(Cash out Please)と伝えると、現金を引き出すこと(Cash Out/キャッシュアウト)が可能です。
便利なエフトポスですが、オーストラリアの銀行口座の開設が必要になります。
また銀行口座から即時に引き落とされるため、残金があることを確認するように気をつけましょう。
3.4.Paywave(ペイウェーブ)とは?
ペイウェーブは銀行カードやクレジットカード、デビットカードを機械にかざすだけで支払いができます。
ICチップが埋め込まれているカードで利用でき、スーパーやコンビニ、レストラン等で使用可能です。100ドル以下だと暗証番号の入力がいらないため、カードを紛失したり盗難されると使い続けられてしまうので注意しましょう。
4.オーストラリアの銀行システム
オーストラリアの銀行は日本と違い、通帳がないことが特徴です。
そのため残高等はネット上で確認をします。
また、口座開設の手続きを行う際に、オーストラリアには印鑑がないため署名をするのが一般的です。
4.1.留学生が利用しているオーストラリアの銀行
口座を作るならオーストラリアの4大銀行から選ぶことをおすすめします。4大銀行とは下記の4つです。
・Commonwealth Bank (コモンウェルス銀行)
・Westpac Bank (ウェストパック銀行)
・NAB(National Australia Bank / ナブ)
・ANZ Bank(エーエヌゼット銀行)
4大銀行はオーストラリア国内に支店とATMがあり、無料のATMを色々なところで見つけられます。また留学生が多いオーストラリアでは、特にメジャーな4大銀行は留学生の対応や手続きに慣れているスタッフが多いのでおすすめです。
■ATMの注意点
他銀行のATMで引き出す際は手数料がかかる場合があるので気をつけましょう。
例えばANZで使っているのに、NABのATMでお金をおろそうとすると手数料がかかってしまいます。
また、一日の引き出し限度額は1000ドルとなっていますので注意しましょう。
4.2.オーストラリアでの口座開設方法
支店へ行く前にパスポート、預金する現金、住所を用意しておきます。
また、オーストラリア到着後6週間以内に銀行開設をしにいきましょう!
なぜなら6週間を過ぎると運転免許証等の身分証明書が追加で必要となるからです。
支店へ行くと用件を聞かれるので銀行開設をしたいことを伝えます。
そうすると窓口で個別で手続きを始めてくれます。
あとはスタッフに聞かれたことに回答していけば大丈夫です。
口座の種類を聞かれた際は普通口座(Saving account)と答えると良いでしょう。
オーストラリアには留学生や移民の方が多く、支店によってはスタッフは留学生に慣れている場合もあります。
ですので、過度な心配はいりませんが、不安な場合は英語が得意な友達に付いてきてもらう、口座開設をサポートしてくれる留学エージェントを利用する等をすると安心です。
4.3.日本からオーストラリアの銀行に振り込む方法
日本の銀行にて、オーストラリアで開いた口座の
- 銀行識別番号(SWIFTコード)
- 銀行名
- 支店名
- 支店番号(BSBナンバー)
- 口座番号
- 口座名義
- 受取人住所
- 受取人電話番号
を伝え振込を依頼します。
早ければ数日ですが、約10日後~に入金が確認できるでしょう。
注意点は、オーストラリアと日本でそれぞれ手数料が取られ、金額は銀行や振込金額によって異なります。
他にネットバンクやオンライン上で送金できるサービスもあるようですので、チェックしてみると良いでしょう。
5.まとめ
本記事ではオーストラリアのお金の種類、カード事情、銀行口座などについてご紹介しました。
本記事がオーストラリアのお金に関する疑問を解決できたらうれしいです。
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メール:info@japamate.com