みなさん、どうもこんにちは!
オーストラリア留学 JAPAMATEのユウトです!
2月頭から3月頭にかけて、上武大学 女子バスケットボール部の希望者とマネージャーさんたちがグループでオーストラリアのシドニーへバスケットボール留学をしにいらっしゃっていました。
今回の記事ではその短期バスケ留学プログラムの内容をご紹介とお話させていただこうと思います。
1.プログラムの大まかなスケジュール
週に2回、1時間半 コーチを付けてのトレーニングに加えて、各自 早朝 6:00から開放されている体育館での自主練や学校終わりにジムでのトレーニングを行いました。
大まかなスケジュールとして
朝 | 昼 | 昼過ぎ~夕方 | 夜 | |
月曜 | 朝練 6~8:00 |
語学学校 8:30~12:30 |
ワークアウト 14~16:00 |
自由 |
火曜 | 朝練 6~8:00 |
語学学校 8:30~12:30 |
ジム・自主練 | 自由 |
水曜 | 朝練 6~8:00 |
語学学校 8:30~12:30 |
ジム・自主練 | 自由 |
木曜 | 朝練 6~8:00 |
語学学校 8:30~12:30 |
ワークアウト 14~16:00 |
自由 |
金曜 | 朝練 6~8:00 |
自由 | ||
土曜 | 自由 or 練習試合 | 自由 | ||
日曜 | 自由 or コーチが出ている試合の観戦 | 自由 |
上記のようなスケジュールで今回は基本的に動いていました。
2.短期バスケ留学プログラムの内容
今回のプログラムは1ヶ月(4週間)という短期のもので、
『英語の習得とバスケットボールを通じて海外に触れる』ということを目的としていたため、語学学校での就学とシドニー現地にあるセミプロチームのアンダーカテゴリーとの練習試合を組んでありました。
今回レッスンを受け持ったのがアメリカ人のコーチで、レッスンは完全に英語でしたが生徒さんたちからの希望で通訳としてJAPAMATEからオーストラリアでセミプロ選手としてプレーしているユウトも通訳として参加させていただきました。
また、自主練習の時間も設け、語学学校に行く前の時間や学校終了後に体育館やその体育館にあるジムにてそれぞれのワークアウトをする時間もありました。
なお、土日の空いた時間では市内観光をしたりして、シドニーを堪能していただきました。
2.1.語学学校にて英語の勉強
語学学校は自主練をする体育館から近い上に時間割のスケジュールもちょうど良く、コミュニケーションが多く取れるような授業をしてくれる語学学校さん『CASS Training International College』で楽しく英語を学んでいただきました。
…なんてことを言いつつも、1週目はみんな死にそうな顔してましたが…笑
『英語わかんないー!』
『英語無理ー!!』
『日本帰りたーい!』
とJAPAMATEスタッフのユウトに悲痛の叫びを投げてきていたのをよく覚えています。笑
2.2.NBA経験者のコーチを付けてのワークアウト
今回のプログラムでコーチを担当してくれたのは今も現役選手としてプレーしているCory Brownというアメリカ人のプロバスケ選手です。
過去には日本でも有名だったAND1というストリートバスケのリーグでプレーしていたり、ユーロや中国リーグ、更にはNBAやNBAの下部リーグ Gリーグでもプレーしていた経験を持ちます。
そのような経歴を持つ選手からNBAで本当に行われてるウォームアップ、個人スキルのワークアウト、日本ではなかなか学ぶことのできないピック&ロールなど細かなシステムの部分などをしっかりとワークアウトに組み込み、個人スキルはもちろん、チームプレイとして必要になってくる部分をしっかりとカバーできるようにプログラム化しました。
2.3.自主練(体育館やジムでのワークアウト)
朝練は体育館で行い、各々コーチとのワークアウトでできなかった部分や指摘された部分を直すために時間を使いました。
語学学校で英語を勉強した後には体育館に併設されているジムに行き、そこで筋肉トレーニングを行いました。
2.4.地元の地区選抜のチームとの練習試合
2週目と3週目には地元の地区選抜チーム…いわゆるセミプロチームのアンダーカテゴリーと練習試合を行いました。
どちらのチームも上武大学と比べるとかなり高さがあり、ゴール下では苦戦を強いられてしまいましたが日本的な走るバスケで相手を苦しめることができました。
また、コーチから教えてもらったフォーメーションを使い、得点を重ねることができて、本場アメリカのバスケIQの高さも感じることができました。
2.5.シドニーの市内観光
空いた時間ではシドニーの市内観光を行い、シドニー市内にある水族館を始め、アウトレットモールでのショッピングやビーチ、そしてオーストラリアプロバスケットボールリーグNBLの試合観戦などをしてガッツリとオーストラリアでの生活を楽しみました。
3.コーチを付けてのワークアウト内容
上記でも少し説明をさせていただきましたが、コーチを付けて行ったワークアウトの内容を少しご紹介させていただきます。
■ウォームアップ
NBAチームでも取り入れられている動的ストレッチを身体の各部分に効くよう、何種類ものメニューを組み合わせて行いました。
■フィットネス
フィットネスではバスケの中で必要になる部分の筋トレなどを行いました。
また、日本ではあまり教えられてないディフェンスの動きを含め、あとはディフェンスはどこまで腰を落とすべきなのかなどを学びました。
■個人スキル
個人スキルはドリブルや各種フィニッシュ、ドライブの角度、ドライブからフィニッシュなどを中心に学びました。
試合の中でフィニッシュをする際に必要になってくる細かな部分なども教えてもらい、練習試合ではしっかりとその部分を出せたプレーも見られました。
■チームスキル
チームスキルの部分ではピック&ロールの基本的な動き方、ピックからのオフェンスの展開方法、ボールハンドラーの気を付けるべき点や組み立て方、スクリーナーの位置や動き方などを詳しく学ぶことができ、日本に帰ってもしっかりと試合で使っていけるものを持ち帰ることができたかと思います。
4.今回のプログラムを振り返って…
今回の短期バスケ留学プログラムを振り返って、参加者の上武大学 女子バスケットボール部の方たちにはとっても楽しんでいただけたと思います。
最終日のワークアウト終了時にはメッセージボードを自分とコーチのCoryに渡してくれ、その後にはみんな泣いてくれました…
日本ではなかなか経験することのできない外国人コーチ、ましてバスケットボール一筋でずっと生きてきてNBAも経験してきたようなプロ選手からバスケを学ぶことができて、事細かなアドバイスを受け、今まで感覚や見様見真似でやってきたプレーを更に磨くことができました。
最初は全く英語でのコミュニケーションができなかった皆さんも最後の週にはコミュニケーションが少し取れるようになってきていて、英語の伸びもすごく感じました。
今年卒業組はオーストラリアに絶対戻ってくる!!!と鼻息を荒くしてくれていて、自分もとっても嬉しかったです。笑
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