みなさん、どうもこんにちは!
オーストラリア留学 JAPAMATEのユウトです!
さて、今回の記事ではIELTS(アイエルツ)という英語力検定についてお話させていただきたいと思います。
オーストラリア留学やイギリス留学などをしている方や、お考えの方はもしかしたら聞いたことあるかもしれませんが、あまり知られていない英語力検定の1つでしょう。
日本だとTOEICやTOEFLが主流ですが、IELTSはイギリスやオーストラリア、ニュージーランドなどで認知度が高く、進学などを含めた様々なことに使うことができるのです。
そして、何よりも日本でのIELTSの認知度も徐々に高まってきており、某就活サイトなどでは英語力の判断材料として入力項目があるほど…
他にも『応募条件:IELTS ○○点以上の方』などといった求人も見かけることもあります。
そんな英語力検定 IELTSに関して説明していこうと思いますので、気になる方は是非読んでいってくださいね!✨
ワーホリ(ワーキングホリデー)をお考えの方はこちらの記事もお読みください↓↓
1.IELTS(アイエルツ)とは?
IELTSとはInternational English Language Testing Systemの略称で、ケンブリッジ大学やBritish Councilらによって運営されている英語の4技能(読む、書く、聞く、話す)を測るための試験です。
世界で300か所ものテスト会場があり、日本にも現在15か所で試験を受けることができます。
※札幌、仙台、埼玉、東京、横浜、松本、金沢、名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、広島、福岡、熊本が試験会場となっているそうです。
そして今や受験者数は世界で300万人を超えてしまうほど、海外での認知度も高い英語力検定なのです。
そんな世界でも有名な英語力検定のIELTS…
日本企業での認知度も徐々に高くなってきており、TOEICに代わる英語力の指標として取り扱い始めたところもあるほど…
1.1.IELTSの試験内容
IELTSでは
- Listening(聞く)
- Reading(読む)
- Writing(書く)
- Speaking(話す)
上記の4つの項目で試験を受けることになります。
制限時間:30分
問題数:40問
内容:日常会話や講義など様々な内容が選択問題や穴埋め問題形式で出題され、内容は1回だけ聞くことができます。なお、Listeningでは放送を聞きながらメモを取ることができ、それを書き写す時間が放送後に10分間与えられる。
制限時間:60分
問題数:40問
内容:テーマはGeneralとAcademicで内容は変わってきますが、雑誌や新聞、本をはじめとしたものから引用された問題が選択問題や穴埋め問題形式で出題されます。
制限時間:60分
問題数:2トピック
内容:各問題で150~250単語でテーマに沿って文章を書かなければなりません。
テーマはGeneralとAcademicで内容は変わってきますが、手紙やエッセイ、グラフの読解やトピックへの意見を述べなければなりません。
制限時間:15~20分
問題数:3パート
内容:インタビュー形式で行われる。自己紹介、スピーチ、ディスカッションの合計3パートを行い、発音や流暢さ、表現力、語彙力、文章に間違えがないかなどを見られる
1.2.試験には2種類のタイプがある
試験にはGeneral TrainingとAcademicという2種類のタイプがあり、目的によって受けるタイプが変わってきます。
例えばオーストラリアに移住するために必要ならGeneral Training、進学目的ならAcademicを受けるといった風になります。
1.3.試験結果には合否がなく、スコアで換算
IELTSの試験は英検やCambridge検定などと違って試験結果は合否ではなく、スコアで換算されたものが出されます。
0~9.0までのスコアがあり、
0、0.5、1.0、1.5、2.0といった風に0.5ポイントずつ分けられています。
1.4.IELTS スコアの有効期限
実はIELTSには有効期限というものが存在します。
テスト結果が受験日から13日目に発行されるのですが、その届いたテスト結果の有効期限は2年間となります。
2.IELTS スコアの英語力早見表
点数 | 語学学校 レベル |
9.0 | Advanced(上級) |
8.0~8.5 | |
7.0~7.5 | |
6.0~6.5 | Pre-Advanced (上下級) |
5.0~5.5 | Upper-Intermediate (中上級) |
4.0~4.5 | |
3.0~3.5 | Intermediate (中級) |
2.0~2.5 | Pre-Intermediate (中下級) |
1.0~1.5 | Elementary (初級) |
3.進学先別 IELTSの目標スコア】
進学先 | 必要なスコア (Academic) |
大学院 | 6.5~7.5 |
大学 | 6.0~7.0 |
TAFE | 5.0~6.5 |
専門学校 | 5.0~5.5 |
※希望する学位や科目によって必要になってくるスコアが変動します。
専門コースの種類についてはこちら↓↓
4.IELTSを受験するには?
お申込み時
■パスポート
■クレジットカード(受験料:25,380円)受験日
■パスポート
■受験確認書
■筆記用具(黒鉛筆、消しゴム)
IELTSを受験するにはまずオンラインで申し込みをしなければいけません。
※日本での受験をお申込みはこちら
※オーストラリアでの受験をお申込みはこちら
まずはIELTS IDを取得した後、受講者情報を入力します。
そして、試験日や試験会場を選択し、クレジットカードにてお支払いします。
その後、試験日17日前までにご自身のパスポートの顔写真のページをオンラインで提出しなければなりません。
そして試験当日には受験確認書と筆記用具を持って受験するだけになります!
5.オーストラリア留学中に受けることが可能なIELTS 試験対策コースについて
オーストラリアのほとんどの語学学校ではIELTS 準備コースというものがあります。
※コース受講条件はIntermediate(中級)以上の英語力があること
ワーホリ(ワーキングホリデー)でも学生ビザでも観光ビザでのオーストラリア留学でも関係なしに最低限の英語力さえあれば受講することができます。
ただ、学校によって目標達成率が違ったり、講師の質が大きく違ったりします。
大手の語学学校だからといってすごい良い先生ばかりというわけでもないということです。
英語講師の中にもIELTSのテスト内容に詳しい人と詳しくない人がいます。
そのため、なるべくIELTSのテスト内容に詳しい講師の在籍している語学学校を選ぶようにしておきましょう!
6.まとめ
さて、いかがでしたでしょうか?
この記事を通じて、みなさんがIELTSに関して少しでも知識を持てていただけたのであれば嬉しいです!
オーストラリア留学には一般英語だけでなく、様々な形の英語コースや専門コースがあります。
そのため、長期留学をするのに一般英語だけ○○週間…なんてもったいない留学プランを組んでしまわないように注意してくださいね!
英語力や何か専門的な力を伸ばしたいのであれば、それ相応のコースが必ずあります。
長期で留学をお考えのみなさんは是非とも一般英語だけなんて寂しいコースプランにしてしまわないようにお気を付けくださいね✨
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