みなさん、どうもこんにちは!
オーストラリア留学 JAPAMATEのアヤノです!
オーストラリアへ行くための準備で、多くの人が困る「適切な」服装選び。
オーストラリアは過ごしやすいと言われていますが、日本と季節が逆だったり、寒暖差が大きかったりと、トリッキーな部分があるので注意が必要です。
こちらでは、オーストラリアの主要都市の気候や最適な服装、おすすめの渡航時期をご紹介します。
留学や観光でオーストラリアに行く人は、ぜひチェックしてください!
INDEX
1.オーストラリアの気候の特徴
地域によって気候が大きく変わるオーストラリアですが、全体的に以下のような特徴があります。
1.1.日本と季節が逆
オーストラリアは南半球にあるので、日本と季節が逆です。
例えば夏休みに渡豪する場合、現地は冬真っ盛り。「冬の服装ってどんなのがよかったっけ…」と迷ってしまうこともあるでしょう。
また、厚手のコートなどが必要になった場合、夏場は山岳用品店や通販に頼らざるを得ません。
選択肢が少なかったり試着できなかったりと、自分が欲しいものが見つからない可能性があります。
冬に渡航する場合もまた然りです。渡豪すると決めたら、服装の準備は早めに行いましょう。
1.2.オーストラリアの平均気温
オーストラリアの気候は温暖なことで知られています。
現地の冬にあたる6月から8月は、最高気温が15度前後で過ごしやすいです。
最低気温も10度前後と、5度を下回る日はめったにありません。
反対に現地の夏にあたる12月から2月の最高気温は、20度から35度前後で、日本と同じが少し低い程度です。
ただし平均気温は、地域によって異なります。
旅程が決まったら、滞在先の気候や天気をしっかりチェックしましょう。
1.3.オーストラリアの平均降水量
年間の平均降水量は約420mmです。
オーストラリアの多くの都市は、年間を通して乾燥しており過ごしやすいのが特徴です。
ただしクイーンズランド州にあるブリスベンやケアンズは、夏場の湿度が高くスコールのような雨が降ります。
月平均の降水量は、シドニーやブリスベンでは現地の夏から秋にかけて、パースでは冬にかけて最も多いです。
他の地域は、季節による差があまりありません。
2.【都市別】オーストラリアの気候
国土が広く、砂漠や熱帯など場所によって全く気候が異なるオーストラリア。
渡航先が決まったら、それぞれの場所の気候をチェックすることが重要です。
特にオーストラリアで複数の都市に滞在する人は、同じ季節でも服装が異なる可能性があるので、しっかり確認しましょう。
ここからは、主要都市別の気温や降水量、気候の特徴をご紹介します。
※降水量の目安
- 東京の最も雨が多い時期(9月):約190mm
- 最も少ない時期(12月から1月):約45mm
パースの気候
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
最高 気温 |
31 | 31 | 29 | 24 | 20 | 18 | 17 | 17 | 19 | 21 | 25 | 27 |
最低 気温 |
18 | 18 | 17 | 14 | 11 | 9 | 9 | 9 | 10 | 11 | 14 | 16 |
降水 量 |
10 | 10 | 10 | 40 | 70 | 140 | 130 | 110 | 80 | 30 | 20 | 10 |
降水 日数 |
5 | 4 | 5 | 7 | 12 | 15 | 17 | 15 | 15 | 9 | 7 | 4 |
比較的四季がはっきりしているのが、パースの特徴。
年間を通して朝晩と日中の気温差が激しいので、調節しやすい服装がおすすめです。
夏はほとんど雨が降らず、快適に過ごせます。
冬場は6月から9月にかけて雨が多いので、雨具の準備も忘れないようにしましょう。
気温が高いため、雪は降りません。
シドニーの気候
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
最高気温 | 26 | 26 | 25 | 23 | 20 | 18 | 17 | 18 | 20 | 22 | 24 | 26 |
最低気温 | 19 | 19 | 18 | 15 | 12 | 10 | 8 | 9 | 12 | 14 | 16 | 18 |
降水量 | 131 | 126 | 164 | 133 | 101 | 140 | 56 | 99 | 65 | 88 | 116 | 85 |
降水日数 | 16 | 14 | 15 | 12 | 13 | 13 | 11 | 10 | 11 | 13 | 15 | 14 |
シドニーは、日本のように四季がはっきりしています。
一年を通して湿度が低く、からっとしていて過ごしやすいのが特徴です。
また、他の都市と比べると、日中の寒暖差が多少緩やかです。
夏場の平均最高気温は26度前後ですが、近年は30度後半になる日も多くあります。
暑さに加え乾燥していると脱水症状になりやすいので、夏のお出かけの際は水分補給をこまめに行いましょう。
一方で冬場は、東京と比べるとそれほど寒くなく、雪も降りません。
メルボルンの気候
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
最高 気温 |
26 | 26 | 24 | 21 | 17 | 14 | 14 | 15 | 17 | 20 | 22 | 24 |
最低 気温 |
15 | 16 | 14 | 12 | 10 | 7 | 6 | 7 | 9 | 10 | 12 | 14 |
降水 量 |
47 | 46 | 44 | 53 | 68 | 43 | 49 | 57 | 53 | 65 | 57 | 58 |
降水 日数 |
8 | 7 | 9 | 11 | 14 | 15 | 16 | 16 | 14 | 14 | 11 | 10 |
比較的四季がはっきりしていますが、一年を通して朝晩と日中の寒暖差が激しいです。
「1日のうちに四季がある」と言われるほどなので、対応しやすい服を準備しましょう。
夏であっても、夜は薄手の長袖が必要なほど寒くなる日があります。
日中の気温が高いからと言って、油断しないようにしましょう。
夏場の最高気温は東京よりも涼しいですが、日差しが強いので暑く感じられます。
冬に関しては、メルボルン市内は雪が降りません。
しかし市内から車で5時間のホッサム山などでは、スキーが楽しめるくらいの積雪があります。
ブリスベンの気候
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
最高気温 | 29 | 28 | 27 | 25 | 23 | 20 | 20 | 21 | 23 | 25 | 26 | 28 |
最低気温 | 22 | 22 | 20 | 18 | 13 | 12 | 10 | 11 | 14 | 17 | 19 | 21 |
降水量 | 100 | 130 | 100 | 130 | 100 | 60 | 60 | 40 | 30 | 90 | 100 | 110 |
降水日数 | 13 | 15 | 13 | 12 | 11 | 9 | 7 | 7 | 8 | 10 | 13 | 13 |
年間を通して温かいのが特徴です。
冬でも日中は20度を超え、10度を下回る日がほとんどありません。
秋から春にかけても半そでで過ごせる気候です。
夏場は蒸し暑く、東京の夏のような気候になる日も…
また、スコールのような土砂降りになることがあります。
加えて紫外線が強いため、日焼け対策が必須です。
天気に合わせて、UVインデックスという紫外線の強さも確認してください。
一方で秋から春にかけては湿度が低くなり、爽やかな陽気が続きます。
アデレードの気候
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
最高 気温 |
28 | 26 | 24 | 21 | 18 | 15 | 14 | 15 | 17 | 20 | 23 | 24 |
最低 気温 |
18 | 17 | 16 | 11 | 11 | 9 | 8 | 9 | 10 | 12 | 14 | 16 |
降水量 | 20 | 10 | 20 | 30 | 50 | 60 | 70 | 50 | 50 | 40 | 20 | 20 |
降水 日数 |
7 | 6 | 7 | 10 | 13 | 16 | 16 | 16 | 15 | 13 | 10 | 9 |
比較的四季がはっきりしており、過ごしやすいです。
しかしメルボルンと同様、日中の寒暖差が激しい都市なので、調節しやすい服装がマストです。
夏場は日中の気温が高くても、夜に冷え込むので注意。
冬場はそれほど寒くなく過ごしやすいですが、コートやマフラーなど防寒具はしっかり持って行ってください。
年間を通して降水量は少なめで、冬場にすこし多くなる程度です。
ケアンズの気候
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
最高 気温 |
31 | 30 | 30 | 28 | 27 | 25 | 25 | 26 | 27 | 28 | 30 | 31 |
最低 気温 |
24 | 24 | 24 | 22 | 21 | 18 | 18 | 18 | 19 | 21 | 23 | 24 |
降水 量 |
320 | 380 | 360 | 190 | 110 | 50 | 30 | 20 | 40 | 50 | 130 | 130 |
降水 日数 |
19 | 19 | 19 | 19 | 16 | 12 | 11 | 10 | 9 | 10 | 12 | 16 |
熱帯性気候に属し、はっきりした四季がありません。
しかし乾季と雨季がしっかり分かれています。湿度は年間を通して高めです。
雨季は現地の夏ごろで、11月から4月です。
スコールのような大雨が降るので注意してください。
また、夏場は湿度が80%ほどになり、かなり蒸し暑いです。
冬の最高気温は25度以上で、日中は半袖でも過ごせます。
しかし夜は気温が10度ほど下がるので、薄手のジャケットなどがあると安心です。
ゴールドコーストの気候
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
最高 気温 |
29 | 29 | 28 | 26 | 24 | 22 | 20 | 22 | 24 | 26 | 28 | 29 |
最低 気温 |
20 | 21 | 19 | 17 | 14 | 11 | 9 | 10 | 12 | 15 | 18 | 20 |
降水 量 |
178 | 191 | 203 | 139 | 132 | 97 | 76 | 56 | 59 | 87 | 104 | 134 |
降水 日数 |
13 | 14 | 15 | 11 | 10 | 8 | 7 | 7 | 7 | 9 | 10 | 11 |
ブリスベンに近く、一年を通して温暖な気候が特徴です。
ただし日中の寒暖差が10度を超えるので、春や秋はパーカーやカーディガンなど、冬場はコートやマフラーなど調節できる服を持って出かけましょう。
夏場は湿度が高く、蒸し暑くなります。
また、日差しが非常に強いので、日焼け対策が必須です。
特に帽子と日焼け止めを忘れずに持っていきましょう。
なお、短時間に激しい雨が降ることがあるので、雨具があると安心です。
冬場は最高気温が20度を超え、温かいのが特徴。晴れている日が多く、湿度が65%くらいまで下がります。
3.オーストラリアの気候に合った服装は?
オーストラリアは全体的に日中の寒暖差が激しいので、どの季節でも調節できる服装がおすすめです。ここからは、季節別の服装のポイントをご紹介します。
春(9〜11⽉)の服装
薄手のジャケットなど、調節しやすい服が必須です。
オーストラリアの春は朝晩の冷え込みが激しく、日中の最高気温と比べると10度以上異なる場合もあります。
一日の気温をしっかりと確認し、寒さにも暑さにも耐えられる服装にしましょう。
また、春であっても紫外線が強いです。特にケアンズやブリスベン、ゴールドコーストへ行く人は、日焼け対策グッズを忘れないようにしてください。
夏(12〜2⽉)の服装
日焼け対策を万全にすることが、夏の服装のポイントです。
オーストラリアはどの地域も日差しが非常に強いので、日焼け止めや帽子はもちろん、サングラスも必須アイテムです。
薄手の長袖は、日中の日焼け対策として便利です。
また、日中は暑くても朝晩に気温が下がるので、薄手の上着を用意しておきましょう。
特に内陸部や山間部は、気温の上下が激しいので要注意です。
秋(3〜5⽉)の服装
春と同様、重ね着ができるような調節しやすい服がマストです。
朝晩の冷え込みが厳しくなるので、薄手のジャケットは持っておいた方が安心。
日によっては寒暖差が10度を超えるので、日中の気温だけで服装を判断しないようにしましょう。
また、秋も紫外線が強いです。日焼け対策も万全にしてください。
冬(6〜8⽉)の服装
比較的暖かいですが、マフラーやコートは必要です。
ケアンズなどの熱帯エリアを除き、最低限の防寒具が必要となります。
ただし、ブーツは少し暑く感じるでしょう。
一方で家の中など、意外と建物の中が寒いです。
室内にいる場合も、セーターなど温かい服装があると安心です。
4.オーストラリアに留学・旅行の場合はどの時期がオススメ?
オーストラリアのおすすめシーズンは、現地の夏です。
10月から4月にかけては、多くの地域で爽やかな晴天が続き快適です。
そんな夏は、美しいビーチや雄大な自然の中でのハイキングなど、オーストラリアで味わっておきたい自然のアクティビティに最適。
また、夏のクリスマスは、南半球のオーストラリアならではの風景やイベントが楽しめます。
サンタも半袖、そしてサーファーがサンタのコスプレをしながらサーフィンをしていたり、最もオーストラリアらしさが感じられるシーズンなので、ぜひ訪れてみてください。
5.まとめ
オーストラリアの面積は日本の約20倍。
そのため都市によって気候が大きく異なります。
オーストラリアに留学や観光で訪れる際は、滞在先の気候をしっかりチェックし、万全の装備でお出かけください!
▼オーストラリア留学のお問い合わせはこちら▼
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メール:info@japamate.com